2016年2月2日火曜日

茨木市こども育成支援会議の傍聴へ

 昨日は茨木市こども育成支援会議の傍聴へ行きました。
議題は子ども・若者支援事業について、市の実施方針案を示し議論するというものでした。子どもの貧困対策法ができたことにより様々な施策がすでに展開されていますが、議論を聞いていると、実際にサービスを受けている当事者や関わっている方でないとどのようなサービスがあるのかということはわからないものなのだと感じました。
このような認知度では、本当に必要なところに行き渡るまでには相当の時間を要するのではないかとも感じました。必要としている人に届けるためには、私自身何ができるのかも考えさせられました。
会議は毎月のように開催されており、3月も引き続き議論されるとのことでした。

2つ目の議題はワークショップ。子育て支援施策に関して市民からの評価を反映する手法について、妊娠・出産期と就学前期、社会的支援が必要な子どもや家庭に対する施策に分かれての議論でした。
私は社会的支援が必要な子どもや家庭に対する施策を議論しているグループを傍聴させていただきました。学校が支援対象とする子どもと民生児童委員が地域で見ていて支援が必要だと感じる子どもは違うこと、放課後子ども教室に引きこもりの青年を参加させることによって社会復帰を支援している取組みなど、私が知りたいと感じていた問題がさまざま議論されました。
一言で子育て支援施策と言っても、サービスを受けるという認識ではなく、サービスの主体者になることが大切なのではないかと、全体の議論を通じて感じました。今回の傍聴で、自分自身の子育て支援施策に対する考え方の幅が広がったように感じます。自分の中での学びを深め、必ず役立たせたいと感じて帰った傍聴でした。