2017年11月1日水曜日

これ以上の痛みを伴う改革は暮らしがなりたちません!

総選挙前にこんな相談がありました。

80代の男性の方、奥さんが難病の悪化で退院できない状態で入院しているとのこと。
一つの病院で入院できる期限が来たので転院したら、転院先のオムツ代がべらぼうに高く、貯金も底をつきそうで困って相談に来られました。

びっくりしたのは病院によって自己負担になる部分をいくら徴収するのかは、裁量しだいなところ。明細を見比べさせていただいて、あまりにもひどいのではないかと感じました。
それでも病院ではその部分の費用負担の相談には応じてもらえず、市役所にでも相談してくださいと言われたということでした。

お話を伺うと、まじめに頑張ってきた年輪を感じさせる方で、それなりに働いてきた年金があります。しかしそれだけでは奥さんの病院代を払いながら自分の暮らしをまかなうことが、この先も同じ病院では難しいことは明らかでした。

幸い奥さんは介護認定も受けていらっしゃるとのことでしたので、医療行為が必要な奥さんには狭い枠ではあっても、施設探しをする方が良いですよとアドバイスしました。

「好きだった酒もやめて食費を節約しているけれど、いよいよタバコもやめなければダメかな…」とつぶやかれる姿に心が痛みました。

  総選挙が終わり、自公政権は公約とは何だったのか?と問いたくなるほど、選挙中に話していたことを投げ捨て始めました。
特に社会保障の改悪は、この方のように暮らせず困る方を今以上に増やすことになります。
こんなやり方に怒りを感じるとともに、誰もが人間らしく最低限度の生活が保証される、憲法の守られる政治を実現したいと強く思います。

それもこれも、あきらめず前を向いて国民の暮らしの立場で政治を前に進めようと頑張れる日本共産党の議員だからこそ、身近なみなさんと力を合わせて頑張れるのだと感じています。

今こそ怒りをエネルギーに、力を合わせて政治を変えましょう。