2020年8月21日金曜日

来年度の教科書採択

  20日、来年度小中学校で使用する教科書を決めるための教育委員会が開かれました。

 教科書は選定から3年間、同じ会社の教科書が使用されます。3年ごとに使用教科書をどこの会社のものにするのか決めるために、教職員から選定委員が任命され、教育委員会に対して選定図書を答申し、それをもとに教育委員会で議論され各教科1つの会社の教科書に決められていきます。

 この作業とは別に市民も各教科書に対して意見を言う機会が設けられており、例年6月~7月頃図書館や教育センターで教科書展示が行われ、意見を提出できるようになっています。

 今年は中学校の教科書選定が行われ、久しぶりに教育委員会を傍聴しました。それぞれの教育委員がどのような思いで教科書を選定するのか意見が交わされる機会に立ち会うのはとても勉強になります。

 今年は教育長が道徳の教科書の選定に際して「茨木の教育目標である非認知能力を培うことのできる教材」との観点から選定された意見が印象に残りました。