2025年7月12日土曜日

国保・後期高齢者医療保険・介護保険料の引下げ求め署名提出

 


 6月27日、国保制度をよくする茨木連絡会のみなさんと「国保・介護・後期高齢者医療の保険料の引き下げなど制度の改善を求める請願書」を茨木市長に提出いたしました。

 今回の請願内容は、①マイナ保険証と従来の保険証の併用が選択できること、②公費負担を増やし保険料が下がるよう制度改善を図ること、③健康保険料から少子化対策の財源を確保するのではなく、不公平税制を改めることで財源を確保すること、④国保7億円、介護14億円、後期高齢223億円の黒字を活用して保険料を引き下げること、の4点です。

 提出後、秋元副市長と村上健康福祉部長、谷口保険年金課長と懇談しました。各団体からは「年金は上がらないのに保険料がどんどん上がり、通帳に残るお金が減っていく」「物価高で営業やくらしが大変な中、保険料を支払うと医療費までお金が回せない」実態や、マイナ保険証によるトラブルで「資格確認書類がなければスムーズに医療が受けられない」事例などが報告されました。

 健康保険証の代わりになる資格確認書については、後期高齢者は7月中に全員に、国保加入者はマイナ保険証を持っていない被保険者に対して秋に、それぞれ送付されることが説明されました。

 茨木市からは「黒字の活用などこれまでから行ってはいるが、請願内容をふまえてできることは努力し国や大阪府に伝えるべきことは伝えていく」ことが表明されました。

 なお今回の請願は、茨木市長だけでなく大阪府後期高齢者医療広域連合長と内閣総理大臣、厚生労働大臣にも今後提出する予定です。請願書名にご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。

2025年7月6日日曜日

特別職報酬審議会の市民委員を募集

  市長や市会議員など特別職の報酬と政務活動費の額について審議する報酬審議会が9月から行われる予定です。そこで市民委員として参加してくださる市民を募集しています。

 7月号の広報いばらき16ページに詳細が掲載されています。議員報酬などに意見の言える絶好の機会です。ぜひご応募ください。

茨木市特別職報酬等審議会委員の公募について/茨木市

2025年7月5日土曜日

学童保育の改善求め申入れ

 

619日、学童保育行政の改善を求める申入れを、森本麗子議員と連名で行いました。

茨木小学校学童保育教室では、プール更衣室を活用して学童保育を実施していますが、プール更衣室横に設置されている手洗い水道から赤い水が出ました。

小学校では、水分補給は水筒を持ってくるよう指導されていますが、水筒の飲み物がなくなった場合には、水道水を飲むよう指導されています。赤い水を子どもたちが飲用して大丈夫なのか、きちんと水質検査を行い、子どもや保護者に状況を正確に伝えるよう求めました。

これについては後日、検査を行い問題がなかった旨の報告をいただきました。

合わせて、茨木小学校学童保育教室では、全教室共通の運用と違い、学童保育教室ではお茶の提供はしない方針となっていますが、この事態を受けて、教室でお茶を沸かす行為を行うかどうかは別として、公平な学童保育の運用を行う観点で、お茶の提供を行うよう求めました。他にもお茶の提供を行っていない学童保育教室があるようであれば、すべての教室で同じ運用が行われることが望ましいのではと要望しました。

また、学童保育指導員は常に欠員状態であり、その改善のためにも、指導員の処遇や働き方の改革を行うよう求めました。今年度から市内を5ブロックに分け、学童保育間の交流や研修が行われていることが担当課からは紹介されました。

なお、この取り組みは人事交流も含めて行われており、指導員がお休みで足りない場合に近隣の教室から人を派遣することも目的の一つとして行われているようだと申入れ後に現場の声として伺いました。

子どもたちが安心して過ごせる家庭に代わる場所であることだけでなく、指導員が少人数で大勢の子どもを保育し疲弊し辞めていく悪循環を断ち切り、安定した雇用に切り替えることを引続き求めてまいります。