7月1日から、北摂7市3町で公立図書館の広域利用が始まります。相互に利用できる地域は、茨木市・豊中市・吹田市・高槻市・摂津市・箕面市・池田市の7市と、島本町・豊能町・能勢町の3市です。それぞれの図書館で貸出カードなどの手続きを行うことで在学・在勤・在住などの条件がなくても利用ができるようになります。
私、大嶺さやかは初めてみなさんに議会に押し上げていただいた時から一貫して、図書館利用の充実に取組んでまいりました。
特に、図書館のない市境の地域では、利用しやすい隣接自治体の図書館に通う方もいらっしゃいます。しかし貸出は利用できず、不便な思いをしている声を聞く中で「図書館のない地域に図書館を」という願いを届けてまいりました。この中で「新たに施設を作ることが難しければ、せめて広域利用で市民に不便をかけない図書館行政を」という提案を行い、機会あるごとに議会で質問してきました。
今回実現する広域利用以外にも、阪急茨木市駅やJR茨木駅に図書返却ポストを設置させ、たくさんの方にご利用いただいています。
茨木は分室や分館、移動図書館など、市民が本に親しむ機会を工夫して実現しています。分室が近い地域では「いつ行っても同じような本なので、本の入れ替えを行ってほしい」「開室日を増やしてほしい」などの要望も出ています。こういった声を届け、分室の充実についても取り上げています。
どの地域に住んでいてもそれぞれの形で図書館サービスを受けられるよう引き続きがんばります。
たくさんのみなさんが利用している図書サービスをさらに充実させるためにも、みなさんからいただく声や願いを届けてがんばります。ぜひご意見やご要望をお寄せください。