2020年9月26日土曜日

イオンタウン茨木太田☆出店計画公表中~意見書の提出は 10月19日まで

  追手門学院大学総持寺キャンパス前の東芝ロジスティクス跡地に進出する商業施設が、大規模小売店舗法に基づいて出店の届出を行い、現在内容の縦覧が行われています。

 届出書によると、設置者は千葉県が本社のイオンタウン㈱で、来年2月11日に新設予定となっており、2階建てで駐車場は屋上と平面合わせて830台収容できる施設となります。また駐輪場は360台、自動二輪が20台駐車できるスペースが確保されます。営業時間は7時から24時となっており、店舗面積11,500㎡のうち2,000㎡にはダイエーが出店を予定していることは届出に記載があり、その他、双葉町にある家電量販店「コジマ」も出店を予定していることが明らかになっています。

 日本共産党は東芝工場跡地のまちづくりについて「地域住民の意見を反映した形で、住民とともに新たなまちづくりを行うこと」を求めてきました。そして現在、地元のみなさんと茨木市、追手門学院大学、㈱東芝が協力して「太田知恵の和」というまちづくりについて意見交換を行う場が設けられています。

 商業施設の進出についても、太田知恵の和でさまざまな意見が出されており、どのような店を地元が必要としているのか、出店計画に反映させる必要があります。

 また来店客による道路渋滞を心配する声もあり、今後の道路整備の状況も含めて、将来的な渋滞解消策を茨木市が地域のみなさんにお示しする必要があると考えます。

 届出を縦覧できる期間は、誰でも出店に関して意見が言える期間となっています。メールやファックス、郵送などで受付けています。みなさんのご意見を市にお寄せください。


 なお、意見書の提出や出店計画について話し合う「まちかど懇談会」を開催します!

10月9日(金)

1時半から2時半

10月18日(日)

4時から5時

太田東芝公園にて

(イオンタウン出店予定地の向かい側)


 ぜひお立ち寄りください。

2020年9月20日日曜日

コロナ禍でも安心して通える学校へ~少人数で授業行うための対策を実施

  8月に専決して執行された小中学校感染対策費用が、実際に2学期が始まってどのように活用されているのか、9月議会本会議で質疑し確認しました。

 小中学校の施設消毒とトイレ清掃はそれぞれに一つの事業者に選定されています。私、大嶺さやかは、学校の身近にある市内事業者での実施ができる入札方法も検討するよう、専決処分する際の文教常任委員会協議会において要望していました。しかし実際には小中合わせて46校を一括で発注する形の入札が行われたことから、小さな事業者が参入できる余地はありません。なぜ市内事業者に優先する業者選定ができなかったのか質しました。市はこれまでから、市内業者への発注を庁内研修で位置づけているとし、今回もその答弁を繰り返しましたが、研修はしてもその通り実施しなくても良い「机上の空論」と化していることが浮き彫りとなりました。

 また各学校に配分される予算がどのように使われているのか確認しました。答弁では「分散して授業を行うためのエアコン設置」にも使われていることがわかり、少人数学級を教育委員会が実施しない中、学校では子どもたちが安心して通うための工夫を行っていただいていることが改めてわかりました。

 しかしこれまでから「空き教室はない」と答弁する教育委員会に対して、今回エアコンを設置している「使用していない教室」があることが判明したうえで、使用していない教室でエアコンが設置されていない教室がいくつあるのか確認しても「把握していない」という答弁に終始しました。これでは少人数学級を実現しようにも、使える教室があるのかないのかの把握さえされていないことは明らかです。

 私、大嶺さやかは、本会議後の文教常任委員会でこの問題についてさらに質疑し、「使用しておらずエアコンもついていない教室数を把握しておくことは教育委員会の役割である」ことを明確に示し、数の把握を約束させました。

 エアコン設置は本来教育委員会の役割であり、学校配分予算で行うべきものではありません。子どもたちが安心して通える環境実現のために引き続き取組みます。





2020年9月12日土曜日

市独自のPCR検査センター設置

  日本共産党が申し入れてきた市独自のPCR検査センターが設置される運びとなり、議会へ報告がありました。10月に体制が整備できしだい実施されます。

 しかし誰もが受けられる検査ではなく、日本共産党が申し入れてきた「防疫の観点からの検査」体制には程遠いのが実態です。誰もがいつでも受けられる検査を求めて、9月議会では私、大嶺さやかが質疑しました。

 市は「国・府の施策動向や感染動向を見極めつつ、対応を図ってまいりたい」という答弁に終わりました。


<検査が受けられる対象は>

おおむね5歳から大人までの市民(在勤・在学含む)で、かかりつけ医の紹介を受けた感染疑いのある軽症患者

(完全予約制で定員1日9人)

<費用負担は>

保険適用で自己負担あり

<実施方式は>

唾液によるPCR検査の検体回収を当面自家用車でのドライブスルー方式のみで実施