2022年5月29日日曜日

安威川ダム 工事完成 5月→8月に延期

  大阪府はこのほど、安威川ダムの本体工事完成時期を5月から8月に延期すると公表しました。

 下図に示すように、ダムの機能を確保するための基礎処理工を、当初の想定以上の範囲で行う必要が生じたことが原因としています。

 これらの情報は安威川流域、特に100年に一度の降雨による浸水想定区域に住まわれる住民は知っておくべき情報であり、広く周知するべきです。

 日本共産党は今年度の予算要望書で、治水対策に対する提案を行っています。その内容を紹介いたします。

 【日本共産党が要望している治水対策】

*安威川流域全体の治水対策については、府も市も、ダム建設優先の立場に固執することをやめ、流域の豪雨災害対策については、本川と支川をあわせた流域全体の耐越水堤防整備、河床修復、貯留施設整備、堆積土砂除去、斜面崩壊防止、低地内水氾濫地域の浸水解消へ雨水管整備等を求めるなど流域全体の治水対策の強化をすすめること。

*そのためにどのような河川管理上の課題があるかを住民の視点で明らかにして、住民が主体的に、河川整備の優先順序を議論し決定に関わる方向に転換すること。 

*「ダム効用神話」が住民に浸透することを助長することは厳に慎み、洪水リスクについては流域住民にあらゆる機会を通じて懇切丁寧に周知すること。

 みなさんのご意見もお気軽にお寄せください。





2022年5月22日日曜日

☆小学校給食費☆ 1学期分を無償へ

 このほど茨木市は、国からの新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を活用して、小学校給食費1学期分を無償とすることを決めました。23日には保護者へ通知される予定です。このことにより保護者の口座から1学期は給食費が引き落とされない処置が行われます。

 3月議会では昨年度の年度末までに国から交付されるお金を活用もせず将来の財源にと積立てに回したことを日本共産党は批判し、コロナで生活に大きく影響を受ける市民のみなさんのくらしを支える施策を実施すべきと取組みました。3月には叶いませんでしたが、今後の感染拡大が心配される学校への対策が充実されることは歓迎です。

 6月9日から6月議会が始まる予定で、その中で給食費の無償化を含めた追加の補正予算が提案される予定です。

 日本共産党は、負担軽減もさることながら感染がまん延状態にある中で市民のみなさんが安心して日常生活を送るためにも「いつでもどこでも検査ができること」が何より必要だと考えます。3月議会でも求めた、小中学生への抗原検査キットの配布など、安心して登校できるための材料を市民に提供することこそ、市の役割であり、今回の無償化などの対策と合わせて命を守る施策の充実のために取り組みます。

 みなさんの市政に対するご意見やご要望はお気軽に、私、大嶺さやかへお寄せください。 

2022年5月19日木曜日

大阪府が新型コロナ対策本部会議開催

 大阪府は18日にコロナ対策本部会議を開催し、今後の対策を協議しました。感染状況はこの間大きく減少することもなく、連休明けには増加傾向を示したこともあり「当面の間」これまで同様の対策を取ることを決めています。

 現在入所系の高齢者・障害者施設の従業者は3日に一度の抗原検査を、通所系の高齢者・障害者施設の従業者は1週間に一度のPCR定期検査を大阪府が実施しています。こういった職種で働いているが検査がないという方は、事業所が大阪府に申込む制度となっていますので、事業所に制度の申込みを要望してください。

 また無症状者向けの検査も引続き「当面の間」継続されることが決まりました。実施場所は今まで通りですので、不安な場合にいつでもご利用ください。月に複数回利用することもできます。

 その他コロナ対策についてわからないことなどは、私、大嶺さやかまでお問い合わせください。

2022年5月8日日曜日

☆阪急茨木市駅西口再整備☆ 超高層を前提とした基本計画は見直しへ

 

 茨木市は2020年に阪急茨木市駅西口駅前周辺整備基本計画(案)を公表し、その中で初めて超高層建築物を駅前に建設する計画であることを市民の前に明らかにしました。

 日本共産党は20211月に行われた市会議員選挙の公約として「駅前再整備にあたっては超高層化するのではなくバリアフリー化と駅前緑地・防災空間の創出」を掲げるとともに、「市民不在で決められた超高層建築物の建築には反対」と地域のみなさんが請願署名に取り組まれていたことから「駅前再開発は住民合意に基づいてすすめること」を求めてきました。

 この間議会では「茨木の駅前に超高層建築物は必要か?」ということが議論される中、202111月に行われた市街地整備対策特別委員会では、副市長が「もう一回、見直しも含めて作業的には進めていく必要があるというふうに思ってます」と答弁せざるを得なくなり、とうとう20223月議会の市長の施政方針で「阪急茨木市駅西口周辺では、公共・公益性を有した空間形成に向けた検討を進めます」と現在示されている基本計画(案)の見直しを行うことが表明されました。

 また3月には駅東側を予定地とした「誘致病院に係る基本整備構想」を策定し、阪急茨木市駅東側の利用方法についても方向性を示しています。日本共産党は西口と東口の一体的な整備計画を策定することを求めており、茨木市もこの方向で検討は進めているようです。ただし駅前に救急病院を誘致するにはあまりにも課題解決が示されない基本構想となっていることや、救急医療を量的に増やすことは考えていないことが答弁で明らかになっていることから「救急医療の充実は保健医療センターの場所でセンターの設立趣旨に沿った形で進めること」と「病院誘致を待たずに小児科の夜間休日診療の復活を」を求めています。

 今年度は阪急もJRも、駅前再整備に向けた計画を具体化していく年となります。みなさんの駅前再整備に関するご意見をぜひお聞かせください。

2022年5月1日日曜日

☆ワクチン接種☆ 問合せはお気軽にコールセンターへ

 17歳以下はファイザー製ワクチンでの接種しか選択できないため、学業を終えてからの接種時間帯を望む場合に「実施している医療機関がなく保健医療センターの集団接種しかないと言われた」というお話をお聞きし、担当課に問合せました。

 市のホームページではワクチン接種を実施している医療機関の問合せ時間帯は掲載していますが、接種できる時間帯(予約できる時間帯)については、予約システムで個別医療機関を一つずつ検索しないとわからない状態になっています。そこで予約できる時間帯についても公表することで、接種を希望する市民の利便性につながるのではないかと尋ねました。

実際に午後や夜間の診療時間帯にワクチン接種を実施している医療機関はあるとのことですが、医療機関の状況に応じて都度実施時間帯などの変更があるようで、問合せ時間のように一度掲載すれば変更のない情報とは異なるため、同じ対応はできないとのことでした。

お聞きしたご意見を伝えた上で「コールセンターで接種を希望する時間帯や地域を伝えていただければ条件に合う医療機関をお伝えすることはできる」よう改善を図ってみるということになりました。

 上記にワクチンコールセンターの電話番号と問合せ時間や注意事項を掲載しておきます。

 ワクチン接種に関してのお問合せはお気軽に上記にお電話ください。

 なお市のホームページでは5歳~11歳の「ワクチン接種の効果と副反応」についてなど、さまざまな情報が掲載されていますので、ホームページも合わせてご確認ください。