6月19日、学童保育行政の改善を求める申入れを、森本麗子議員と連名で行いました。
茨木小学校学童保育教室では、プール更衣室を活用して学童保育を実施していますが、プール更衣室横に設置されている手洗い水道から赤い水が出ました。
小学校では、水分補給は水筒を持ってくるよう指導されていますが、水筒の飲み物がなくなった場合には、水道水を飲むよう指導されています。赤い水を子どもたちが飲用して大丈夫なのか、きちんと水質検査を行い、子どもや保護者に状況を正確に伝えるよう求めました。
これについては後日、検査を行い問題がなかった旨の報告をいただきました。
合わせて、茨木小学校学童保育教室では、全教室共通の運用と違い、学童保育教室ではお茶の提供はしない方針となっていますが、この事態を受けて、教室でお茶を沸かす行為を行うかどうかは別として、公平な学童保育の運用を行う観点で、お茶の提供を行うよう求めました。他にもお茶の提供を行っていない学童保育教室があるようであれば、すべての教室で同じ運用が行われることが望ましいのではと要望しました。
また、学童保育指導員は常に欠員状態であり、その改善のためにも、指導員の処遇や働き方の改革を行うよう求めました。今年度から市内を5ブロックに分け、学童保育間の交流や研修が行われていることが担当課からは紹介されました。
なお、この取り組みは人事交流も含めて行われており、指導員がお休みで足りない場合に近隣の教室から人を派遣することも目的の一つとして行われているようだと申入れ後に現場の声として伺いました。
子どもたちが安心して過ごせる家庭に代わる場所であることだけでなく、指導員が少人数で大勢の子どもを保育し疲弊し辞めていく悪循環を断ち切り、安定した雇用に切り替えることを引続き求めてまいります。