2023年12月30日土曜日

新年はさらに政治改革進める年に

 

テキスト ボックス: 1月相談会のご案内
 9日(火)夜7時:園田事務所
17日(水)夜7時:総持寺事務所
24日(水)昼2時:玉櫛事務所
        昼3時:玉島公民館
 毎月相談会を開催しています。
お気軽にお立ち寄りください。
 2023年も年の瀬を迎えました。

この1年さまざまなご意見をお寄せいただきありがとうございました。

追手門学院大学の全面移転を見通して安心できる歩行空間を確保する取組みや、今後移転を予定している学園町の待機児童保育室あゆみ跡地の地元要望に基づく活用の提案、阪急茨木市駅前の再整備、南目垣・東野々宮土地区画整理事業がイコクルいばらきに変化していく中での地域で出される懸念点など地域のみなさんからいただくご意見やご要望をもとに、市政だけでなく国などの関係機関に向けても働きかけを行った1年でした。

また生活保護については、生活保護を受けておられる方から寄せられるご意見から、国の示す基準にかなった運用が行われていない部分があることがわかり改善を求める行動をしなければならない事態もありました。

市政報告に掲載した内容への問合せも含めて、ご意見やご質問をいただくことで気づくことや学ばせていただくことがたくさんありました。

2024年もみなさんからいただく声を大切に、取組みを進めてまいります。

国政では自民党の政治資金パーティの問題が、しんぶん赤旗の報道を発端として捜査が入り国民の知らなかった真実が次々明らかになっています。ポケットに入れるお金をくれる側の言う事を聞く政治ではなく、国民・市民の声が反映された政治改革を進めるために、私も一生懸命取り組みます。

ぜひ力を合わせて政治をもとから変える取組みをご一緒にすすめましょう。

2023年12月27日水曜日

年末年始も感染症対策をしっかりと

 インフルエンザ感染が猛威をふるい、大阪府では注意喚起を行っています。その次にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎や感染性胃腸炎の患者が多く、新型コロナウイルスも少しずつですが感染者が増えています。年末年始は外出の機会が多いので、感染予防対策をしっかり行うことが大切です。


手洗いうがいなどを基本に健康に新しい年を迎えましょう。

2023年12月23日土曜日

ガザでの戦闘行為は今すぐ停止を

 

 19日の茨木市議会最終本会議では国への意見書採択が行われました。日本共産党は12月議会で採択したい意見書として、「パレスチナ自治区ガザへの攻撃中止と即時停戦を働きかける外交努力を求める意見書」と「大阪・関西万博の中止を求める意見書」の2つを提案しました。

 これまで国際的な問題に関しては、全会一致で決議などを採択してきた経緯から、今回はいばらき未来の会の会派が提案した「パレスチナ情勢に関する意見書」を全会一致で採択する方向で調整が図られました。

本会議で採択した意見書の内容をご紹介します。

パレスチナ情勢に関する意見書

現在、パレスチナ・ガザ地区における戦闘において、多くの子どもを含む民間人が犠牲となる深刻な人道危機が発生している。

いかなる理由があろうともすべての紛争当事者は国際人道法を厳守すべきである。

よって、本市議会は、国会及び政府に対し、全ての紛争当事者に対し、国際人道法をはじめとする国際法の順守を求め、国際法違反の行動は直ちに停止するよう求めること及びイスラエルや中東諸国との日本独自の関係を活かして、停戦及び人道支援の実施に向けて、国際社会やG7での議論や動きをリードするよう求める。

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

令和51219

大阪府茨木市議会

市民のみなさんの平和への願い、市議会ではこのように形にしています。

ガザでは多くの市民の日常生活が破壊されています。国連総会での停戦を求める決議も回を重ねるごとに賛成国が増えており、武器供与よりも戦闘行為を止めさせることに世界が一致して取り組むことが大切ではないかと感じています。

私たちの日常で取り組めることで世界の平和を願うみなさんと連帯していく行動に引続き取り組みます。


2023年12月17日日曜日

阪急茨木西口駐車場の一部閉鎖について

  年明けから西口駐車場の2階より上の階については、改修工事のため閉鎖されます。

 工事期間は110日から329日です。

 なお屋上階については閉鎖され使用できません。

 1階のバイク・自転車駐車場については通常通り利用できます。

 将来的には双葉町自転車駐車場の代替施設として、2階と3階は自転車置き場に変更されますが、それまでは自動車駐車場としての利用が継続されます。

2023年12月16日土曜日

商品券は3月下旬まで利用可能に

  12月議会では物価高騰対策として、プレミアム付商品券の追加発行が提案されています。

それに伴い10月から販売された商品券についても、利用期間が131日であったものが3月下旬まで延長されることになりました。まだ引き換えていないという方も、これから十分利用していただける期間がありますのでぜひご利用ください。

日本共産党は商品券事業の実施にあたっては、利用できる期間を十分確保することを求めており、今回これまで要望してきたことが実現します。

12月議会では、商品券を紙以外の方式で実施することも求めましたが、他市の事例では電子決済方式の利用が減少していることなどを理由に取り入れられませんでした。また商品券そのものを直接郵送する方式についても提案しています。みなさんからいただくご意見は、こういった議会の場で伝えて改善や拡充に向けて取り組んでいます。

物価が高騰し続けている中、非課税世帯には給付金がありますが、商品券を購入できる世帯ばかりではないのではないかという懸念から、住民税均等割課税の世帯についても何らかの対策が必要という観点で、3万円の給付金の実施を求める予算の追加を提案しました。

また、すべての世帯の負担軽減につながる「水道・下水道料金の軽減措置の実施」も求めました。

年の瀬を迎えるにあたって、どの世帯も安心して年を越せる対策が必要だと日本共産党は考えます。

 国会では自民党の政治資金パーティが粗利益9割で自由に使えるお金が政治家の手元に入ることが明らかになりました。自分たちが使うお金より、国民の暮らしを守ることにこそ力を尽くす政治にしたいと、日本共産党は国政でも地方政治でも取り組んでいます。

2023年12月10日日曜日

学校給食のお米は茨木産で確保を

  中学校全員給食は2025年1月から始まる予定です。日本共産党は給食食材の地産地消を求めており、実施に向けてせめてお米だけでも100%地元産を子どもたちに食べさせたいと、12月議会で質疑しました。

 すると茨木市のお米の生産状況は下記のような状況であることがわかりました。

      水田面積、作付面積、収穫量

2018年度 522ha  347ha  1710t

2019年度 520ha  337ha  1690t

2020年度 516ha  325ha  1540t

2021年度 505ha  331ha  1620t

2022年度 493ha  328ha  1650t

 これに対して、中学校給食が始まった時に小学校給食の分も合わせてお米が必要になる量は年間およそ320t近くであることもわかりました。

 これは収穫量が少ない2020年度で比較しても約2割の量であり、給食に使うお米を全て茨木産で賄うことは可能ではないかと指摘しました。

 しかし市はお米はJA茨木市からのみ購入しており、JA茨木市から学校給食に提供できる最大限の量を購入しても、2022年度で約150tでした(小学校給食に必要なお米の84.9%)。

 他の事業者からも購入できるよう検討することや、農家との直接取引ができる工夫について提案しました。

しかしなかなか前向きに答えない市に対して、地球温暖化防止の観点からも、現在作付されていない100ha以上の水田を活用するため、集落営農組織の活用や、野菜などで新規就農する方と専業農家を米作りでつなぎ交流の機会を持つことなどを提案しました。また市民との協働で米作りを行うことなど、さまざまな方法を検討してほしいことを要望しました。


2023年12月9日土曜日

最終本会議は19日 ぜひ傍聴を

 12月議会の最終本会議は19日(火)10時から始まります。日本共産党は、市が提案している補正予算にさらなる対策の充実を求める追加の提案を行い奮闘します。

 また、12月議会には「こどもたちの豊かな成長を願う茨木署名連絡会」のみなさんから『乳・幼児期から学童期までの保育・学童保育、子育て支援施策の拡充を求める請願』が提出されています。私、大嶺さやかは日本共産党を代表して請願への賛成討論を行う予定です。

 これに先立ち7日の本会議では、学童保育指導員の確保策について質疑しました。茨木市の学童保育指導員は3年間の任期付短時間勤務職員という雇用形態で、募集をしても思うように集まらず、年度初めにすでに職員が足りない欠員状態が続いています。正規の職員と同じ身分保障での安定雇用を日本共産党は求めていますが、緊急的に処遇改善や奨学金返済補助などのインセンティブを付与するなどの提案を行いました。

 市民の願いを届ける議会活動をぜひ傍聴してください。

2023年11月25日土曜日

茨木寝屋川線の未整備区間 本格整備へ都市計画変更

 大阪府は茨木寝屋川線の未整備区間(大住町~寺田町)を整備するため、昨年から測量などを行い、この度都市計画を変更するための手続きを始めています。

 今後のスケジュールは下記の流れで進められます。

<地元説明会>

  12月16日(土)10時 中津小学校体育館

     18日(月)19時 中津小学校体育館

     21日(木)19時 青少年センターホール

     23日(土)10時 青少年センターホール

<大阪府都市計画公聴会>

2024年2月20日(火)14時 大阪府庁別館8階

<都市計画案の縦覧・意見書の提出>

2024年5月頃 都市計画道路の変更(大阪府)

用途地域、高度地区(茨木市)

<都市計画審議会>

茨木市7月 大阪府8月





2023年11月24日金曜日

12月議会は6日開会予定☆日本共産党の提案が実現!

  11月22日に12月議会に提案される議案の説明が行われました。

 物価高騰対策としては国が決めた非課税世帯への7万円の給付金のほか、プレミアム付商品券の追加発行が提案されています。

 また感染症対策では介護施設への簡易陰圧装置の設置補助が予定されています。

 そのほか、就農者育成施設等の整備や道路・水路の補修に必要な予算も追加されます。

 そして日本共産党が6月議会で提案した自転車乗車用ヘルメット購入費用助成制度が実現する運びとなりました。

 今回の予算は、事故致死率が高い高齢者向けの制度となっていますが、日本共産党は今年4月の自転車ヘルメットの努力義務化を受けて、多世代が利用できる制度の構築を求めていました。12月議会ではより幅広い市民が利用できる制度となるよう議論したいと考えています。

 12月議会の日程(案)は下記の通りです。

12月 6日(水)本会議

    7日(木)本会議

   11日(月)建設・民生常任委員会

   12日(火)文教・総務常任委員会

   19日(火)最終本会議

 時間はいずれも10時開会です。

 本会議はインターネットでも中継しております。常任委員会は委員会室での傍聴のみとなります。

 12月議会には保育制度の充実を願う請願が提出される予定で、11日の民生常任委員会で審査されます。日本共産党は請願の採択に向けて力を尽くし、最終本会議では安心して年を越すために必要な予算の追加を求める提案を行う予定です。

 お時間ございましたらぜひ傍聴していただき、ご意見もお寄せください。

2023年11月19日日曜日

乱開発は温暖化防止に逆行

  この間、地球環境問題に取組む市民団体が開催された議員研修会に参加し、世界の気候危機打開に向けた取組みや、脱炭素社会に向けた先進的な自治体や市民活動の取組みと、環境省職員から議員へ期待されることなど、多岐にわたるお話を聞かせていただく機会を得ました。

 茨木から出ることのほとんどない私にとって、世界の脱炭素の取組みはどれも「目からウロコ」でしたが、特に自動車は電気自動車の普及が進み利用の8割以上が電気自動車に代わっている国が複数あることや、来年にはガソリン車の販売をやめる国があることを聞き、日本の遅れた現状との違いを目の当たりにしました。

 印象に残っているのは「乱開発は二酸化炭素の森林吸収を阻害することになり温暖化防止に逆行している」というお話です。茨木市はゼロカーボンシティを宣言していますが、ダム周辺整備や彩都開発で多くの森林を失っています。脱炭素に逆行し温暖化を促進している現状を直視し改めさせる取組みが必要だと感じました。

2023年11月18日土曜日

イコクル茨木☆大型施設の開業時期を公表

 イコクル茨木(南目垣・東野々宮土地区画整理事業)では12月1日にニトリが開業を予定しています。

 それに先だって茨木市は、その他の大型施設の開業時期を明らかにしました(下図参照)。

 土地区画整理事業の工事自体は今年5月末に完了しています。現在物流施設の建設が進んでいる様子が安威川を挟んだ玉島小学校側からも確認することができます。

 今後商業ゾーンの施設整備については、大規模小売店舗立地法に基づいて意見を聞く機会は設けられますが、物流施設についてはそのような制度はありません。

 まちづくりに対するご意見などはお気軽に、私、大嶺さやかまでお寄せください。



2023年11月12日日曜日

議会のネット中継 どこまで必要?

  11月7日~8日、議会運営委員会で愛知県一宮市と豊田市を視察しました。今回参考になったのは、一宮市がYouTubeを活用して委員会を中継している取組みです。

 茨木市議会では本会議場で行う会議については市議会ホームページで中継しており、2週間ほどすれば録画中継を見ることができます。しかし委員会室にはその設備が導入されていないため、常任委員会は委員会室での傍聴しかできません。そこでこの2~3年、委員会のネット中継について議論しています。

 これまでの議論では、YouTube配信している内容が運営者から適切でないと削除されるなどの問題が起こっている議会があるなどの問題点が指摘されてきましたが、今回視察させていただいた一宮市では問題は起こっていないとのことでした。

 日本共産党は市民の知る権利を保障することは大切だと考えています。開かれた議会と市民のみなさんに感じていただけるよう取組みたいと感じています。

2023年11月11日土曜日

厚労省に「やり過ぎですね」と言われる生活保護行政は改善を

  生活保護を利用していると、月に1回支給される保護費でまかなうべき費用と、葬祭費のように目的に応じて特別に支給される費用があります。

 賃貸住宅などの契約更新にかかる費用も同じです。しかしそのほとんどが「毎月の保護費を節約して貯めて払うように」と指導しているのが茨木市で、厚生労働省に問合わせたところ「やり過ぎですね」と言われました。

 3月議会で取り上げ、上記内容を明記していた「生活保護受給の手引き」を市ホームページから削除するよう求めたところ、その存在はなくなり「保護のしおり」が改正されました。

 質問ではこの問題以外にも、受給者への心ない声かけや精神疾患を患う方への配慮のない対応についても改善と、法で規定しているケースワーカーの人員を満たすよう求めました。

↑こちらで3月9日の質問が動画で確認いただけます。

<生活保護法☆保護の実施要領>
 「被保護者が居住する借家、借間の契約更新等に際し、契約更新料等を必要とする場合には、特別基準額の範囲内において特別基準の設定があったものとして必要な額を認定して差しつかえない」
↓↓↓
 生活保護を受給している場合の賃貸住宅の更新料は住宅扶助の特別基準として支給されるべきお金です。保護費を節約して貯めて払う必要はありません。

困ったときはいつでもご相談ください。

2023年11月4日土曜日

おにクル★まもなく開館

 日本共産党は市民会館閉館後の新たな整備に際しては、当初「元の市民会館の場所での建替え」を費用の面から求めました。その後市役所の前に再整備をすることが決まった後は「肥大化した計画にせず市の身の丈に合った規模での整備」や「市民サービスは後退させずに充実をする方向での整備」を求め、その時々で市民のみなさんからいただくご意見も届けながら議論してきました。

26日におにクルの開館イベントが行われるにあたって、改めてこれまでの議論を振り返ります。

市民の意見をしっかり反映させること

 ホールの音響や使い勝手については当初から多くの意見があり、設計前からより多くの市民意見を反映させることを求め、管理運営計画や条例策定の際にも市民が意見を言える機会を求めてきました。模型を市内公共施設に巡回させ意見を聞く取組みも質疑をした成果です。

多くの利用・にぎわいのために

立地特性を考えて、おにクルだけに人が集うのではなく、JRと阪急の間にある商店にも波及効果が及ぶにぎわいづくりのために、近隣商業者のみなさんとの連携をしっかり行うことや、市内どこからでもおにクル(市役所)に来れるバス路線網の充実などを求めました。またこれまで狭かった歩道を拡幅し安全・安心に利用ができる市役所周辺に変わったのも質疑の成果です。

こんなことも質疑しました

「施設運営は市直営で行うこと」を求めてきた結果、おにクルには「共創推進課」が置かれ、図書館・子育て支援・プラネタリウム・貸館・市民活動などさまざまな運営主体を束ねる責任は市が持つことになっています。

 また条例を作った当初は、屋内子ども広場の付添が20歳以上でなければならなかったのを、未成年の保護者や兄弟でも可能なように条例改正させました。

細かいところで言えば…「バリアフリーで誰もが困難なく利用できる設計に」「カフェのメニューは誰もが利用しやすい値段帯となるよう検討を」「貸室はこれまでの利用実績や意見を踏まえて質と量の確保を」「利用料は値上げせず、低廉な料金設定を行うこと」「屋内子ども広場(もっくる)は有料にするのではなくお金の心配なく誰でも利用できるよう無料にすること」「母子手帳交付など土日祝にできる体制を」「プラネタリウム観覧料に市民料金を設定すること」「官製ワーキングプアを作らない仕組みを取り入れること」「今後の運営モニタリングには市民参加の仕組みを取り入れること」などいろんな観点から質疑してきました。

今後ご利用された時に気づいたことなど、引続きお気軽にご意見をお寄せください。

2023年10月28日土曜日

感染症への対応を市長に要望

  24日「感染症対策に関する要望書」を市長に提出しました。(要望内容は下記に掲載)

 現在、コロナ感染は減少傾向にありますが、インフルエンザは注意報レベルにまで拡大しており小中学校での学級閉鎖が相次いでいます。

9月議会でインフルエンザワクチン接種補助を決めましたが、感染拡大させない上で集団生活が必要な障害者施設に通うみなさんが対象外であることから、障害者への接種補助を求めました。

また、コロナワクチンは接種体制が変更されており、茨木市内での集団接種は実施されておらず医療機関もかかりつけ患者に限定している医院も多数ある中で、相談をしたくても保健医療センターまで行かなければならず「交通手段が限られる保健医療センターだけでは困る」との声を受け、身近で相談できる体制を確保するよう求めました。

ワクチンコールセンターは「接種券がほしい」などの事務的な内容には対応できますが、細かな相談はできず「電話したはいいけれど、保健医療センターに行くよう促された」と終わってしまう事例もあるようです。

感染拡大防止だけでなく、市民の命と健康を守る対策は感染が落ち着いている状況の時でもしっかり行うことが大切です。

 日本共産党は市民のみなさんからいただいたご意見を必要に応じて市に届けています。

 みなさんのご意見やご要望もお気軽にお寄せください。


2023年10月24日 

茨木市長 福岡洋一殿  

 

感染症対策に関する要望書

日本共産党茨木市会議員団 

 

 9月議会では子どもと妊婦、高齢者へのインフルエンザワクチン接種補助が可決された。現在インフルエンザは感染拡大傾向にあり、茨木市内の小中学校でも連日学級閉鎖が発生している状況で、制度の周知をすすめることが大切である。また今回の措置は集団生活の場で感染拡大を起こさないために効果を発揮する施策だが、集団生活が必要な障害者への対策が放置されていることは問題である。

 一方新型コロナウイルス感染は、減少傾向にある今のうちにワクチン接種ができることが望ましいが、どの医療機関でも接種できるわけではなく、かかりつけ患者のみを対象とした医療機関も多く、ワクチン接種について相談したくてもコールセンター以外の相談場所が保健医療センターのみというのは、交通機関の問題などから相談に行けない市民が発生している。

 冬の感染拡大期に備えて、今できる予防措置を実施するための補完的な対策は市として重要な役割であると考え、早急に手立てが必要だと感じている下記の点にしぼって要望する。

1、   インフルエンザワクチン接種補助の対象を障害者にも拡大し、障害者施設での感染症拡大防止対策に努める。

2、   コロナワクチン接種に関する相談場所を保健医療センター1カ所ではなく、市役所や保健福祉センターなど、市民が身近な交通機関を利用して行ける場所での相談体制を確立する。

 

 

以上



2023年10月21日土曜日

地下河川工事見学★茨木に適した治水の実施を

  大阪府が府政学習会として実施した「城北立坑築造工事現場見学」に参加してきました。

 寝屋川流域はもともと地盤が低く水が流れにくい特性があり内水氾濫がこれまでにも起こっています。しかし人口が集中しているために河川を利用した治水対策を施すのは難しい地域です。そのため地下深くに大きな下水道施設を建設し地下河川として、雨量が多い時などの対策を行うための事業が進められており、その説明を受けました。

 茨木市は条件が大きく異なりますが、市民が水害の不安を抱えている地域です。新たな工法を学び、改めて茨木市では河川の浚渫など必要な対策をしっかり実施することが何よりも大切だと気づきました。その場所に適した治水対策を確実に実施することの大切さを学びました。



2023年10月16日月曜日

ビッグモーター周辺の枯木について

 

 モノレール沢良宜駅前のビッグモーター周辺の枯木について、市民のみなさんにご心配をいただいています。

 茨木市ではこの間、大阪府と協議しながら対応を進め、10月3日に大阪府内で同様の被害にあった他店舗と共に大阪府警察本部に被害届を提出しました。

 これを受けての報道でご覧になった方もおられるかと思いますが、ビッグモーター各店舗の家宅捜索などが行われました。

 10日には土壌調査の結果、除草剤成分が桜3本、かしの木6本が植樹されていた土壌から検出されています。

 今後原状回復等について、原因者に対して費用請求を行う流れとなります。
 景観の回復までは、まだ時間がかかりそうです。 

2023年10月13日金曜日

国道171号線西河原交差点 「右折レーン設置」と「市道の歩道設置」 完了は同時期を予定

  国は2024年度に国道171号線西河原交差点に右折レーンを設置する方向で計画を進めています。私、大嶺さやかは8月中旬、地元の日本共産党後援会のみなさんとご一緒に、整備にあたっては現在の歩道橋の撤去が必要となることから、新たに設置する歩道橋は、歩行者の通行量に考慮した形で整備することを求める要望書を国道事務所に提出しました。



 現在追手門学院大学が新校舎を建設中で、歩行者の通行量は今以上に増えることは明らかです。歩行空間の確保が交差点部分では重要であること、車両の渋滞解消のためには歩車分離信号も検討していただきたいことなど、参加者からも要望がありました。



 そしてこのほど市の担当課から、国から要望内容が共有されたことが伝えられ、市道部分に対する意見交換を行いました。

 JR総持寺駅設置に伴い進められてきた、国道171号線までの市道部分の歩道(拡幅)設置工事ですが、現状は中途半端な状態で放置されています。

 今後の進捗は、国道との結節点となる部分の工事であるため、国道の工事に合わせて行われる旨の説明を受けました。

 ただし現状は、安全な通行空間とはとても言えません。少なくとも今の時点でできる歩行者や自転車での通行に対する安全対策をできうる限り実施してほしいことを要望しました。

 常日頃利用しているからこそ感じておられるご意見もあるのではないでしょうか。みなさんが利用していて必要だと感じる安全対策など、現状でも工夫できる点は積極的に対処いただくためにも、お気軽にご意見をお寄せください。

2023年10月7日土曜日

淀川右岸水防事務組合議会常任委員長として 国へ要望書提出行動に参加

  今年2月市議会での役割分担で、淀川右岸水防事務組合議会議員に選出され、3月の事務組合議会において常任委員長を務めることになりました。

 常任委員長は、組合議会の運営を協議する常任委員会の議事進行を行い、毎年行っている国への要望書の作成会議の運営と提出が主な役割です。

 今年の「淀川水系における治水事業促進について」と題する要望書では、水防団員の高齢化や定数が埋まらず欠員が出ている状況が続いている実態の改善策として一番に「水防団の体制強化と団員確保への支援」を要望しました。

 9月19日に訪ねた国土交通省近畿地方整備局では、河川部長と淀川河川事務所長が応対してくださり、消防団との格差是正などが必要であることについて河川部長の問題意識を熱く語ってくださいました。私からは水防団活動に女性が参加するきっかけづくりとして、現在近畿地方整備局管内で活動する女性水防団員の交流会を開催することも一つの方策ではないかと提案させていただき、河川部長からは前向きに検討する旨の回答をいただきました。

 10月3日に訪ねた国土交通省では、水管理・国土保全局長が応対してくださいました。要望書の内容をお伝えした後、局長からは消防団が水防の役割を兼ねている地域が多い中で、全国的に水防団として独自に活動している数少ない組織への敬意が表されました。改めて実際に過去に水害が起こったことにより作られた貴重な組織であり、将来にわたって維持する重要性を実感しました。

 豪雨などの際に、川の状態を確認に行くお近くの方もいらっしゃると思います。しかしそこから一歩踏み出し、地域を共に守る仲間として加わっていただく方を増やしたいと感じた行動でした。なお、水防団員は常時募集しており、いつでもご興味を持たれた時に入団できます。ぜひお問合せください.。

9月19日 議長と近畿地方整備局に提出


10月3日 水防団長と国土交通省に提出


2023年10月1日日曜日

貸室への補聴システム導入実現!ぜひご利用ください

  9月議会では、私、大嶺さやかが2021年の議会質問で要望した「貸館における補聴システムの導入」がすでに昨年(2022年)11月に行われていたことが明らかになりました。

 導入されたのは携帯型の集団補聴システム(ヒアリングループ)で、生涯学習センターきらめきに1台導入されたとのことでした。しかし利用実績はまだなく、改めて広く周知することと、他の貸館でも活用できる方向で検討を求めました。市は文化振興財団が管理運営する貸室での利用についても、事前に相談があれば貸出しは可能である旨答弁しています。

 補聴器を持っていても「使っていない」という高齢者もおられますが、会議室での声が聞きづらいなどの思いは放置せず、積極的に導入された設備をご活用ください。

 また生涯学習センターきらめきとクリエイトセンターのホールには、すでに敷設型の補聴システムが設置されていますが、周知が全く行われていないため、利用がありません。これから施設使用が開始されるおにクルでも補聴システムは導入されることから、情報の周知徹底を求めました。

 利用することで合理的配慮の行き届いた公共施設運営を広げたいと感じています。

2023年9月30日土曜日

インフルエンザワクチン接種補助実施

 

 9月議会ではインフルエンザワクチン接種に関して、高齢者は無償で、生後6ヵ月~高校3年生までの子どもと妊婦は12000円の補助を行うことが決まりました。

 日本共産党は物価が高騰を続けている中での子育て世帯への影響を考慮して、昨年度の決算で10億円近い黒字を出す財政状況なら、子どもに関しても無償接種にすることは可能だと主張し、予算の追加を求めましたが、わずか8000万円程度の負担軽減策を市は実施しようとしませんでした。

 接種補助の対象期間は、101日から2024131日までで、茨木市内の医療機関で接種される場合は医療機関の窓口で接種費用を支払う際に控除されます。

2023年9月22日金曜日

小児初期救急復活求める署名提出

 

 9月19日、みなさんにご協力いただいた「夜間休日小児科診療(小児初期救急)の早期復活を求める請願書」を市長に提出しました。

署名に取組んだ茨木市民運動連絡会の構成団体のみなさんとご一緒に提出行動に参加させていただき、河井副市長が対応してくださいました。

提出後の懇談では「ついこの間高槻の応急診療所まで子ども連れて行った」と話しながら署名してくださるお父さんや「孫ができたので少しでも力になりたい」とご協力してくださる方など、どこでも署名行動を行うと多くのみなさんが足を止め協力してくださった経験が口々に語られ、「ぜひ茨木に小児初期救急を復活してほしい」という思いを参加されたみなさんが口々に語られました。

河井副市長は「救急医療の広域化は茨木だけではなくどこでも(広域化した)当時は行われていた」と主張しましたが、大阪府のホームページで確認すると、初期救急については「自治体で実施しています」と記載してあり、小児科の応急診療が全くないのは、大阪北部では茨木市、島本町、豊能町、能勢町だけとなっており、市では茨木だけが子どもの急病時の対応する施設を設置していません。

逆に大阪南部では副市長の言うように広域化が進んだのか、河内長野市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤坂村、泉大津市、貝塚市、和泉市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、岬町の7市5町1村で小児科の休日夜間診療は設置されていませんが、南河内や泉州といった医療圏の中で小児科を配置している市が3~4市存在しています。

このことから、茨木市ほどの人口規模の自治体で平日夜間と休日に小児科無医村状態を続けていることは異常事態だと認識すべきです。


「近くに安心していつでも診てもらえる施設がほしい」という市民の願いに応える取組みを市は実施すべきであり、日本共産党は市民のみなさんのこの願いに応える活動に全力を尽くします。



2023年9月16日土曜日

2022年度の決算は…

 15日の決算特別委員会において私、大嶺さやかは質問に立ち「2022年度の決算内容を端的に表現すると、過去最高規模の予算編成となったにも関わらず、市民生活にとってはその恩恵を享受できる内容ではなかった」と批判し、その内容について確認しました。

 歳入総額は1154.9億円で過去最高の金額となり、支出総額は1126.8億円でした。残金は借入予定を中止し現金で払うことで、最終的に黒字を例年通りの10億円程度に合わせるのが茨木市の財政運営です。

 支出に関して人口で割り市民一人当たりでいくら使ったのかという観点から計算すると、395,439円となります。これを北摂7市で比較すると、茨木市は最下位、つまり市民1人に対して使うお金が他の市よりも少ないという実態が明らかとなりました。

 この違いは何なのか?項目別で比較した際に他市比較で支出最下位となっている民生費に注目し内容を確認しました。

 驚くのは、収入が増えたにも関わらず前年と比較して支出総額を減らしていることです。市の説明では前年比較で減少したのは生活保護費、増額となったのは障害者や保育などに関わる給付費などでした。

 生活保護費は入院数の減少によるもので、増えた分の内容についてはどれも利用人数が増えたことによるものという答弁で、新しい施策を行ったわけではありませんでした。

 支出の多い他市との違いはコロナや物価高騰の中、必要な施策を実施したかどうかの違いであると改めて感じました。 

2023年9月15日金曜日

感染症による学級(学校)閉鎖相次ぐ

  2学期に入り、連日のように学級閉鎖や学年閉鎖が市内小中学校で発生しています。

 先週までは発熱などの他、感染症ではコロナ感染が欠席の要因の大半を閉めていましたが、今週に入る頃からインフルエンザ感染が爆発的に増え、大阪府もホームページでインフルエンザ感染が増えていることを注意喚起しています。

 9/15現在、1公立幼稚園(1学級)、6小学校(3学年4学級)、5中学校(1学校5学級)で臨時休業が発生しています。(カッコ内は臨時休業している学級閉鎖・学年閉鎖・学校閉鎖している数)

 私、大嶺さやかは8日の文教常任委員会で現在の学校の状況について確認し、エアコンの効きが悪いなどの声は出ておらず密閉することで冷房効果が保てているという答弁があったことから、CO2モニターの監視や換気など感染が発生中の教室の対策を改めて求めました。

2023年9月10日日曜日

9月議会最終本会議は22日

  9月議会も22日の最終本会議で終了です。

 インフルエンザワクチンの接種補助(高齢者は無料、18歳までの子どもは2000円/回の補助)や特殊詐欺防止の児童通話録音機の無償貸与、若園バラ公園の遠路改修などの補正予算についての議決や昨年度の決算認定が行われます。

 日本共産党は、市の提案する補正予算に「子どものインフルエンザワクチンの無償化」や「水道・下水道料金の減免」など市民のくらしに役立つ制度のさらなる充実を求める追加の提案を行う予定にしています。

 22日は10時から始まります。インターネットでも中継されますので、ぜひご利用ください。

 今後、ご要望があればお近くで市政報告会を開催することも可能です。ぜひお声かけください。

2023年9月9日土曜日

感染症対策・物価高騰対策☆提案に否定的な市政

  長引く物価高騰に対する対策と、感染拡大防止対策を実施することは、市民生活における影響を考えれば必要な施策です。

 日本共産党は9月議会で、コロナ対策では「感染を市中に蔓延させないために安心して仕事を休める休業補償制度の実施」を、物価高騰対策では「市の裁量で迅速に市民負担軽減の効果が発揮できる水道・下水道料金の減免」を求めました。

 新型コロナウイルス感染症は、インフルエンザと同じ5類感染症に位置づけが変更され、国は何の対策もしないまま、発症から5日間は外出しないよう推奨しています。しかし企業によっては何の規定も設けられていないところもあるため、休みたくても休めない方もおり、感染を市中に蔓延させざるを得ない状況となっています。最低でも安心して休める対策を政治の責任で取るべきだと考えます。

 また物価高騰に対しては、商品券や給付金の事業が行われますが、どれも決めてから実施するまでの期間が長く、例えば6月議会で決めたプレミアム付商品券の実施は10月からとなっています。8月にも牛乳などがさらに値上がりする中で迅速に実施できる対策を具体的に提案しました。

 しかし市の答弁はどちらも拒否する内容でした。

 9月議会に示された昨年度の決算は10億円近い黒字であり、市民生活を支える追加の施策の実行は可能です。

 日本共産党は9月議会の最後まで、市民の暮らしを支える政治に切り替えるため取組みます。

2023年9月3日日曜日

市南端部で特定外来生物 アルゼンチンアリ確認

  体は褐色で約2.5ミリメートルの比較的小さなアリです。

 摂津市と隣接する宮島3丁目、安威川と北川排水路の合流点付近を中心に確認されています。

 毒性はありませんが、駆除は必要です。

 詳しくは市のホームページをご覧ください。

市内でアルゼンチンアリが確認されました/茨木市 (city.ibaraki.osaka.jp)

2023年9月2日土曜日

2022年度決算は約10億円の黒字 15日は決算審査 ぜひ傍聴を

  茨木市議会9月議会では昨年度の決算内容についても審査を行うため、2022年度の決算概要が配布されました。

 2022年度の歳入は1154.9億円と過去最高の規模でした。その影響を市民が実感できる市政運営が行われていたでしょうか?

 市が示す資料に出ている数字に基づいてお伝えすると、2017年度から2022年度までの5年間で歳入は67億円も増えました。一方歳出については、人件費が28億円の増、社会福祉経費は10億円の増です。人件費はこの間国の制度変更により臨時職員の会計年度任用職員制度が導入されたことでの増額がほとんどではないかと推測します。

 2020年度~2022年度はコロナ禍でもあり、国からの臨時的な交付金が入ったことが歳入を引き上げる一つの要因ではありますが、その割に社会福祉経費の増え方を見ると、高齢化が進むなどの自然増が中心で、コロナと物価高騰のダブルパンチに見舞われている市民生活に対して、それを乗り切れるだけの対策が行われた結果とは言い難い数字ではないでしょうか。

 市が示す実質収支は9.4億円ですが、その裏で2021年度で言えば30億円もの黒字隠しが行われていたように、市民生活を支えるためではなく「将来のため」「大規模プロジェクトのため」と称して操作が行われた結果であることを、日本共産党は決算審査の中で質疑を行い明らかにしてます。

 9月15日10時から委員会室で行われますのでぜひ傍聴してください。インターネット中継はなく委員会室での傍聴のみとなります。

2023年8月27日日曜日

ビッグモーターへの対応について

  全国的に問題が指摘されているビッグモーターは、茨木市では国道171号線西河原交差点付近(三島丘1丁目)とモノレール沢良宜駅前(高浜町)に出店しています。

 三島丘の店舗は国道に面しており、もともと植栽などがない見通しの良い場所です。

 一方高浜町の店舗は桜通りに面しており、元茨木川緑地や沢良宜駅など多くの市民が日常利用される場所にあるため、目にされた方々から心配するお声が日本共産党市会議員団にも届いていました。

 この問題について茨木市はこのほど、現状と対応について明らかにしました。

 市として7月25日に店舗周辺の街路樹を確認し、桜3本の伐採(うち1本は2020年に市が伐採)とカシ6本の枯死(周辺低木も同様の状態)を確認しました。その状況を731日に茨木警察へ報告し被害届提出について相談をしています。8月3日には土壌調査のための土壌採取を行い、翌4日大阪府と意見交換を行いました。

 今後は土壌調査の結果を踏まえ、警察へ被害届の提出など行う予定にしています。植え替えや改修などは、早くても来年冬になるのではないかとの見通しを示しています。

 しばらくは現状変更のない状態が続くため、市民のみなさんにご心配をおかけいたしますが、市として対応している旨ご承知おきください。

2023年8月26日土曜日

9月議会★要望実現・市民の願い届く議会に

  8月21日に9月議会の議案説明が行われました。

 提案される補正予算案では、これまで日本共産党が要望し続けた「こどもへのインフルエンザワクチン接種補助」や「保健医療センター付属急病診療所での発熱外来の実施」が盛り込まれました。

 特にこどもへのインフルエンザワクチン接種補助は、日本共産党が長年求め続けている施策であり市民のみなさんからの要望も高いものでした。1回2000円を補助する制度として提案されていますが、日本共産党は物価高騰の中、お金のあるなしでこどもの健康が左右されるべきではないと考えており、保護者負担なしでの実施を求めて頑張ります。

9月議会は昨年度の決算を審議する議会でもあり、決算概要が示されました。一般会計のみならず国保や介護保険、水道などすべての会計が黒字で、黒字額の総合計は77億円にものぼります。

コロナや物価高騰で市民が大変な思いをしている中生み出された黒字は、市民生活にしっかり還元していくべきです。

日本共産党の9月議会での取り組みにもぜひご注目ください。日程などご都合がつきましたら、議会を傍聴していただき、みなさんの税金の使われ方についてご一緒に考えましょう。

2023年8月18日金曜日

待機児童保育室あゆみの跡地活用についてのアンケート結果

 2022年11月~2023年1月にかけて、学園町にある待機児童保育室あゆみの周辺地域のみなさんに、まちづくりへのご意見を伺うアンケートを実施しました。

 待機児童保育室あゆみは、2025年度に春日へ移転する予定です。施設移転に伴う跡地は、地域のみなさんが必要とする施設として有効活用されるべきです。

 寄せられたご意見には、この地域に住んでいるからこそ感じる思いがつづられており、私自身多くの気づきを得ることができました。

 ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

 以下、アンケート結果のご報告です。

*****************

1)あなたが普段利用する市内公共施設で、安威川を渡らずもっと身近に利用できたら良いと思う施設はありますか?

<利用したことがある>
図書館8
市役所7
公的医療施設(病院)2
生涯学習センター、クリエイト・きらめき・ローズワム・福文など(会議や文化活動)1、
小型廃家電集積場1、役所関連・一時預かり・健康診断1、夜間診療所1、保育施設1
<あったら良いな>
市役所支所6(福祉関係1)
図書館があれば利用したい(茨木の図書館は遠いので)4
児童館2、自然豊かなでかい公園2
市役所・バスケットゴール1、休日・夜間病院1
習い事や催しに使える貸しスペース1、コンサートホール1、音楽ホール(防音設備のある音楽練習室)
自習室1、遊び場1、子供とお年寄りが一緒に過ごせる場所1
市役所へ行かないとできない事ができる場所1
 <民間施設>
本屋2
スーパー銭湯岩盤浴1、ファストフード店1、イオンなどの商業施設4、ホームセンター1、100均1
鮮魚店ありません1
 <その他>
★安威川ダム運用後、急な大雨、洪水の際に危険を察知する設備、洪水対応のための用品備蓄に使う。川に近づかず見渡す等1
★高齢者が多いから安威川の階段を手すり付ける。さきほこ橋が急坂なので空港みたいな歩くエレベーター?みたいな感じにして欲しい。高齢者や持病持ちや障害者の方は流石に坂道キツイ1
★公共施設でこれ以上箱物は不要!現有の箱物の実質利用率を調整し、維持費対効果の不良な施設は廃止する必要あり1
特になし3

 

2)待機児童保育室あゆみの跡地の活用について、あなたが地域に必要だと感じる施設は何ですか?

休日・夜間診療所4652.3%)
図書館3944.3%)、市役所支所3944.3%)
子どもを気兼ねなく遊ばせる場所2831.8%)
公園2022.7%)
防災関連施設1415.9%)
悩みごと相談室1314.8%)
自習室1213.6%)
公民館やコミュニティセンターにはない広いホール1112.5%)
防音設備付き貸室1011.4%)
バスケットゴール44.5%)
市民農園33.4%)
 
 <その他の回答>
★保育施設、待機児童保育室は継続できないのでしょうか?小規模になっても
★多世代交流センター
★生涯学習センターのような実習室(粘土、木工、金工など)
子どもがボールを使用しつ遊ぶ事ができるグランド
庄栄エルダーのようなものがほしい。かなりの高齢化がすすんでいると思います。老人ホーム、ショートステイ、デイサービスが受けられる大きな施設が必要だと思っています。
★大きな病院、発熱外来をしている病院もなく、コロナワクチンもかかりつけ患者のみ。「医療不毛の地」です。
食事できる場所・こども食堂・大人食堂、療育や預かり保育施設・幼稚園保育園通ってないお子さんのための施設
★リサイクルの施設 吹田市にある、くるくるプラザのようなあげます、もらいますやフリーラックのような場所があるといい。
公園とか、うるさい施設は絶対反対です。静かな施設にして下さい。
★ガソリンスタンド、ゴルフ練習場、スポーツジム、現在の保育施設の形を生かし、コミュニティセンターでやっている集まり等(高齢者のデイサービス、給食、何らかの拠点)
敷地内で犬のフンを捨てたりシッコさせる

 

3)お住いの地域のまちづくりで必要だと感じていることはありますか?

歩道整備4955.7%)
車道拡幅2831.8%)
避難所2022.7%)
バス路線1820.5%)
特になし1415.9%)
駐車場55.7%)
駐輪場44.5%)

<その他の回答>
駐輪場が新しくなるなら自転車ごと乗れるエレベーターにしてほしい。年がいくとソフトローラー式はきつい。
★犬のフンを捨てたりシッコさせるから何とかして欲しい。タバコや空き缶捨てられるのも多い
★駅に向かうコミュニティバス、鮎川交差点(特に枚方行の道路幅が狭くて危ない)
★コンビニ増加
★地域の集会所(いつでも行ける)、大人の学びの場所
★あゆみの周辺を囲うブロック塀が見通しを悪くしています。川沿いからの一時停止しないバイクや自転車も多く危険。警察が時々張っている。つまり多いということ。
★総持寺、富田方面のバスです。
★市民の憩える公園。市バス、老人の運賃無償化。バス停広くベンチ増やす。
★子どもの居場所づくり
★洪水の時、東雲中、東小、白川小が避難所として役に立つとは考えにくい。
★公園に老人用運動具設置
★休日・夜間病院
★預かり保育

 4)「この地域に住んでいる事でのお困りごと」「コロナや物価高騰でのお困りごと」「その他市政に言いたいこと」などご自由にお書きください。

★医療費がかかる。
★ゴミの細かい分別がわからない。 乾電池はどう捨てたらいいのか、 割れたガラスはどうしたらいいのか。 30センチ未満などの小さい粗大ゴミはどう捨てたらいいのか。 大まかないゴミ捨て表はあるが 細かいものの捨て方は、何の日に捨てるかまでは明記されてない。
★道が狭すぎて危ない。 歩道がないところが多い。 あっても人1人通れるかどうかで 車道との距離が近すぎて危ない所がほとんど
     千歳橋からJR総持寺駅に続く道は両サイドに歩道も作り整備されたが、逆側の阪急茨木市駅に向かう道は歩道が途中切れるので、歩道を整備して欲しい。バスや大型車両、スピードを出す車も多く、歩行者、自転車共にとても危険。子連れ、お年寄りは尚更危ないので、狭い歩道を自転車で走る人も多い。ベビーカー、車椅子もすれ違うのに怖いと思う。
     空家問題。ずっと住まわれていない家が多く、野良猫など動物が住み着いたり雑草が生い茂ったり不衛生にもなるし浮浪者が居ついたりしそうで怖い。所有者に積極的に声掛けをして対応して欲しい。
     道路上のゴミ置き場が多いので、空いた土地を利用するなりゴミステーションを増やして通行の妨げにならないようにして欲しい。大型ゴミを漁る人が絶えない。橋の内北公園北側で毎回ゴミを見に来て持ち帰る集団がいる。歩道や公園に広げて品定めをしているので、小さな子供連れも安心して遊べないし、歩行するにも怖い。
★認定子ども園を増やして欲しい。
自転車で鮎川から安威川を渡りきるまでがとても危険
河川氾濫した場合、白川では3階以上のところが殆どない。どこに逃げればいいのか?
★スーパーが高い
★「歩行喫煙禁止地区」での喫煙違反者には過料1000円を徴収すると言っているが、実際には徴収することは無い。だから実際に過料を徴収している大阪市、京都市、神戸市に比べて実効性の無い条例になっている。
★ちょうどこの近辺に小さな子どもを遊ばせられるような支援センターがないのでとても困っています。安威川を越える、もしくは総持寺あたりには色々あるが、まだ子どもが小さいと自転車には乗せられないし、ベビーカーで行ける範囲内には何も無い。唯一、白川公民館がたまにそのようなイベントを行っているが、コロナの影響で参加できる人数や地域も限られていてとても困っている。
★保育園施設の少なさの軽減、手続きをもっと簡単にしてほしい
★東茨木に住む保護者にとってはあゆみさんが無くなるのは不便だと思います。通勤が阪急電車なら遠回りになりますし、移転先へのバス経路は乗継が必要となります。 高槻市との連携で相互の施設が使えると良い。
★病院が少なく緊急時に困っています
★安威川を越えた場所でも近鉄バスを運用してほしい
★鮮魚店、精肉店ほしいです。
★ファミリーマート、キリン堂、岡部耳鼻咽喉科の通りの歩道確保。サンディなどもできたため高齢者が車道を歩行してることが運転する側として怖い。また、歩行者や自転車等の信号無視が多いのでオアシス側から車を発進させる時にとても危ないので取り締まり等もお願いしたいがとにかく車道角幅とともに歩道を作ってほしい。
★タバコや空き缶捨てられるのも多い犬のフンを捨てたりシッコさせるマナー守らない人がいる注意しても聞かない
★家賃が高い、生活が苦しい
★夜、河川敷の上の道路で若い人たちが集まったり、夏は花火など、迷惑で眠れない日々なのでこれ以上不特定多数、又子供達が集まるような場所を作ってほしくないです。アンケートにバスケットゴールが選択肢にあるのが理解できません。バウンドする音は不快でしかなく住宅街に設置するとか本当にやめていただきたいです。子供が集まる場は他にもあります。公園など遊び場を今から更に作るのはやめてください。
★所得制限を撤廃してほしい
★茨木枚方線は府道ですが危険な場所が沢山あります。市としても事故が起きる前に府などに働きかけ整備してほしい。
★カーブミラーは多く設置されているので助かるが冬季や雨上がり後などの結露で見にくくなっている。現存の分は困難でも新設又は更新分を結露しにくいものに出来ないものでしょうか? 先鉾橋を寺田町側に進む時の歩道が狭くて危険なため改善してほしいです。
★地域包括支援センターの充実(担当員の質の向上)
★物価高騰、預かり保育をお願いしたいが空きがない時が多い、近くに預かり保育施設がない、療育をもっと通わせたい
★狭い道が多く、しかもスピードを出している車が多いため、運転するのも子どもと一緒に歩くのも怖いです。 また、阪急茨木市駅周辺をもっと発展させてください。
★少しでも早く子ども対応してくれる休日夜間診療所を作ってほしい。救急の時も北摂や緑ヶ丘病院、高槻日赤、三島救急センターなど高槻市内の病院に頼りきっていると思います。 茨木市内で救急診療など受け入れてもらえる病院を作ってほしい。
★物価高騰
★町内の下水道の排水をよくしてほしい。 少し多く雨が降ると道路がみずびたし、いつも床下浸水のおそれあり。
★物の値段が高い。消費税を下げて欲しい。
★市独自のコロナ対策が不十分。エッセンシャルワーカーへの支援強化。水道料、学校給食の無料化。国保料の負担軽減。
★介護施設の利用料を引き下げ、利用しやすい施設に。
★コロナ支援としての給食費無料など、全世帯対象ではなく、困っている人に多くの支援をした方がいいと思います。
★物価高騰などで、大阪府から18歳以下に 一万円支給がありましたが、何故その年齢で切るのか疑問です。高校生以上の学生も学費にかなりお金がかかります。食費を削ってる子もいます。旦那の給料はあがらず、ボーナスは削られているのに。 次回からは引き上げて欲しいです。
★府道が狭く車も多いので歩行や自転車での通行が危険! 発熱外来のある医療機関が少なく、コロナはもちろんのこと、インフルエンザ罹患時に早期に診療が受けられるのかどうか心配。
★なぜに市役所前のグランドをつぶしたのか? 茨木には他市、他府県に自慢できるような施設が無い。 山間部を切り開いて巨大な倉庫、住宅地を作っているけど、それでよいのか?もっと「住みやすい」って事に対し真剣に取り組んでほしい。
★富田団地の集会所は防災施設に転用できる工夫が多くにわたりしてある。学校や公民館にしっかりした防災の視点で改善が必要。 府道が狭くバス同士も一方が停止しないとすれちがえない。車道も歩道も危険。早急に改善してほしい。
★茨木の歴史あるものを大切にして、 誇れるもののある町にのれば。吹田の万博、高槻の安満遺跡公園のように、公園を増やしてほしい。温暖化を防ぎ心をいやす緑化をすすめてほしい。バラ公園をあちこちに増やす。イチヨウ並木復活。ダム、彩都開発より憩える町を望みます。
★自転車通行について右側通行、スピードだしすぎの取り締まり、狭い歩道の通行禁止など。夜間の車の通行規制、特に住宅街。
★総持寺、橋の内界隈は日常的には安威川以西に行く必要がなく特に不便を感じていません。また市役所付近に機能を集約することで、大規模な施設を市として維持できることも理解しています。 ただし、安威川以東から市中心部へのアクセスが悪すぎます。 千歳橋、永久橋、先鉾橋のどれを選択しても、その先の道路が非常に悪く、怖い思いをします。とくに子連れは、子ども乗せ自転車、ベビーカーでの移動が容易に想定されますので、それらで安心して移動できる道路の整備無くしては、機能集約は論外だと考えます。 最低限でも道の両側に完全な歩道を整備してください。千歳橋を渡った先で、歩道がなくなり電柱もあるので、車道にはみ出て歩かざるをえなくなり非常に怖いです。
★子供(乳幼児)の支援ばかりで気になります。子育てで本当にお金がかかるのは高校や大学です。所得制限も気になります。一見所得が多いようでも単身で二重生活をしてたら本当に厳しい状態なので、その辺りもう少し考えてもらいたいです。 小学生や中学生の教科書も、一人1冊の無償でなくてもいいと思います。学校でその時間1人1人に配布し終わると回収する。そうすれば忘れ物もしなくてすむし、重い荷物を毎日持っていく子供にとってもいいと思います。 浮いた財源を他のことに使ってほしいです。実際うちの息子は、体育の教科書など家に置きっぱなしでまっさらのまま卒業しました。本当にもったいないことだと思います。
★高槻市へ抜ける道として、保育室あゆみ周辺の道路は道幅に対して交通量は多い。道の中央線もすり切れて消えている位。又各種業者の駐車場所も少なく、コロナであって宅配量も増えており、駐車車両も多い。特別な人の集まる様な施設の誘致は全く望みません。交通を整理の上で老人会や高齢者のデイサービス等なら、実態に合致していると思います。 茨木程度の市でバス便ありなら「川を渡る等」は「大げさ」と思います。
★あまりにもマニアックなお話ですが、安威川右岸、枚方茨木線バス通りの土手にあったタチアオイの花が6~7月に毎年きれいに咲いて花見を楽しみにしていたのに、昨年刈り取られ半分に、今年も刈り取られて絶えそう。府が管理を茨木市に委託されていて「刈り残す心のやさしさを!」と公園緑地課に訴えましたが叶いませんでした。(ただの愚痴です)
★一番必要と思うことは、遅くまで働いている親を待ってる子どもが安心して何時までもいられる場所。定年を迎えて足を多少不自由な老人(?)が自由に出入りして話をしたり本を読んだり何でも自由に数人でつきあえる場所。必要なら読み聞かせ、その他ボランティアをしても良いと思っている。図書室なら寄附しても良いと思う本もあります。
★子育て中の私にとって物価高騰が一番の悩み。給食費の半額や中学校の給食制度、茨木市ってすごく遅い。子供にやさしくない。この時期で言ったらインフルエンザの予防接種、1回4000円ぐらい、任意とはいえやっぱり受けると選択する人が多い中、この値段は高い。茨木市がせめて半額負担してくれるとかはないのかなって思います。
★ファミリーマート、キリン堂、岡部耳鼻咽喉科の通りの歩道確保。サンディなどもできたため高齢者が車道を歩行してることが運転する側として怖い。また、歩行者や自転車等の信号無視が多いのでオアシス側から車を発進させる時にとても危ないので取り締まり等もお願いしたいがとにかく車道角幅とともに歩道を作ってほしい。
★イトーピア茨木に住んで20年になります。当マンション前にバス停があったのがなくなりました。又、歩道が千歳橋へ行くとき全くなく、いつもこわい思いをします。バス停は庄まで歩かないと行けず、市役所は遠くにあり、全く行けません。キリン堂をよく利用しますが、歩道がなく、 やはりこわい思いをします。
★行政にやって欲しい事は「やります」と行った施策の結果について適正に評価して正しかったか間違っていたか明らかにすべきで「やりました」と施策を実現したことばかりを自慢しているようである。 PDCAサイクルのCAがない!これでは進歩が期待できない。
★高槻市はコロナに関する給付金や商品券など支援がこの11月で4回ほど行われている。茨木は来年になって1回。なんでこんなに差があるのですか?第1回目のコロナワクチンの時もこの地域では高槻の医院で打たれた方が多かった。茨木って何しているの?
★茨木市駅(阪急、JR)に行くのにバスを利用します。病院、買い物等がラクに行けるコミュニティバスを運行してください。 老人が手軽に移動できる政策を考えてください。
★教育現場へマスク自由化、もしくは外した状態でコミュニケーションができるようにしてあげてほしい。いつまでこの状態でこどもたちに押し付けるんでしょうか?
★阪急総持寺駅前にロータリーができるという話なのになかなかできない(パチンコ屋が邪魔)のをなんとかしてほしいです。
★全般に道路が荒れている箇所が多いので整備してほしい。 住居表示(番地まで)きっちりしてほしい。
★バーベキューのできる所がないので、安威川の河川敷でバーベキューができるようにしてほしい。
★コミュニティで働くスタッフさんがボランティアはおかしい気がします
★道が狭くて自転車で走りにくい。公園に自転車置き場や駐車場がない
★阪急茨木市、JR茨木までの渋滞、電気代です
★近くの公立高校、中間レベルの高校が無い。
★公民館の利用料を上げないでほしい。
★茨木市の水道料が高い

 

5)お住いの町名を教えてください。

橋の内33、鮎川20、白川20、学園町11、新堂2、学園南町1

★道路の白線が消えてます。安全の為に白線を引いて下さい。お願いいたします。


6)年代を教えてください。

70代以上3160183015401350820代以下3