2017年5月14日日曜日

原爆被害者の会総会へ

 本日は毎年お邪魔している茨木市原爆被害者の会の60回目の総会でした。

 会長の開会挨拶の中で「大阪の中で茨木が最初に原爆被害者の会を結成した」ことが紹介され、歴史ある被爆者のみなさんの思いのつまった会であることを改めて認識させていただきました。

 私は来賓挨拶の中で、国連で行われた核兵器禁止条約締結に向けた検討会議に日本政府が欠席する中、日本共産党の志位委員長が出席しオブザーバーとして発言もしたことを紹介させていただきました。そして被爆者のみなさんが取り組む核兵器廃絶の署名を地域でも党員が頑張って集めていることもお伝えしました。

 今、核兵器廃絶に向けた国際世論が高まっている時だからこそ、私たちがどのような姿勢でこの問題に取り組んでいるのかが大きく問われる時代となっています。被爆者のみなさんの大変な生き様に寄り添って、同じような被害者を出したくないと頑張る姿に共感し共に力を合わせることが求められているのだと感じます。

 国会では共謀罪が審議され、まともな答弁がされない状況が報道されています。安倍首相は憲法を変える道に突き進むことを明言しています。戦争はだめ、自分たちのような苦しみをこれからの人達に味わわせる訳にはいかないと、高齢になっても声をあげ続けるみなさんの姿に触れたとき、政治の世界に身を置いている者として、自分のとるべき道を明らかにし、力を合わせたいと言える日本共産党の政治家で良かったと心から思えた一日でした。