来年春開業予定のJR総持寺駅前に、40階建ての超高層マンションを建設する案が、地区計画の変更として提案されています。
先日行なわれた都市計画審議会では、庄一丁目地区計画の変更と合わせて立地適正化計画の中に「鉄道駅に隣接する住宅に限り、超高層共同住宅の建築を認める」という文言を加える案も提示されており、大きな議論となったようです。こんな計画が決まれば、JR総持寺駅前だけでなく阪急茨木市駅前のソシオの建替えも、JR茨木駅前のイズミヤの入っているビルも、超高層化がすすめられることになります。
日本共産党が審議会の場で「このような超高層マンション化がいつから検討されていたのか」確認したところ、事業者との間で4~5年前から密室協議が行なわれていたことが明らかとなりました。
茨木のまちに超高層マンションが必要か?
まちづくりは市が事業者と勝手に決めるのではなく、住んでいる実感も含めて、住民の意見が反映された都市計画をもとに進められることが大切ではないでしょうか。
特にJR総持寺駅前のマンション計画は、14階建てを3期に分けて建設するということで地区計画が決定された場所です。この地区計画の通りにまちづくりが行なわれると将来を見通して購入した方にとっては、まさに寝耳に水の話です。
12月中旬には地区計画変更に対する意見書の提出期間が設けられます。ぜひご意見をお寄せください。
私、大嶺さやかは12月議会で東芝スマートコミュニティ構想とともに、この問題についても質疑を行ないます。
また12月議会では指定管理者の指定に関する議案がいくつか出ており、日本共産党は障害福祉センター(ハートフル)については、指定管理者ではなく直営で行なうよう提案します。この3年の指定管理で感じるのは、お一人お一人に合ったサービスの提供・質の維持は、直営だからこそできるということです。ハートフルは重度障害者の暮らしに密着したサービスを行なっており、公的施設の質の低下はいのちにも係わります。
みなさんの市政に関するご意見やご要望もお気軽にお寄せください。