2019年9月18日水曜日

中央公園テニスコート 代替ないまま廃止!?


 8月21日に開かれた市民会館跡地等整備対策特別委員会で、来年2月末で廃止される中央公園テニスコートの移転先が決まっておらず、3月には新たなテニスコートが準備できないことがわかりました。

 

 委員会に提出された資料の南グラウンド廃止に向けた北グラウンド拡張工事についての説明の中に、廃止されるテニスコートに関する説明が一切されないことを不審に思い、私、大嶺さやかが質疑して明らかになりました。

 

 市の計画では、市役所前の南グラウンドに市民会館と福祉文化会館に代わる新施設建設と芝生広場を整備するため、スポーツ利用保障の観点からグラウンドの移転を決め、テニスコートが中央公園から追い出される結果となりました。代替についてはこの間候補地をあげ地域住民と話し合いが重ねられていましたが、環境測定の結果テニスコートへの利用には適さないことが判明したそうです。

 

 日本共産党は、市民会館跡地エリアと称して整備計画が肥大化しており、最終的にこの場所に一体いくらつぎ込むつもりかも明らかにしない市の姿勢を批判し、元市民会館と福祉文化会館の場所に建て替える案についてもより多くの市民を巻き込んでしっかり検討すべきだと主張してきました。

 

 現状では8割以上の利用率で推移しているテニスコートがなくなることで、たちまち困る方が出てきます。

 日本共産党は市民に不便を与える形で再整備は行うべきではないと考えます。老朽化による建替えに際しては、市民サービスは向上こそすれ後退させるべきではありません。

 

 本当の意味で市民の「心の中心地」となるよう、現計画は見直し市民に不便を与えない形で再整備は進めるべきと引き続き議会で頑張ります。