2025年5月14日水曜日

阪急茨木市駅西口 再整備に向けた 説明会開催

 茨木市が4月25日と26日に駅前周辺再整備に向けた説明会を、ソシオ茨木建替え推進委員会が5月7日から9日に建替え計画基本方針に関する説明会を、それぞれ開催されました。

 これまでに示された案は、ソシオ茨木を茨木市営西口駐車場の場所に、市税約65億円を投入して超高層マンションに建替える案でしたが、市民的な同意が得られず、JR茨木駅西口を含めた駅前周辺再整備を話し合う審議会を立ち上げ議論し、昨年度末に新たな阪急茨木市駅西口周辺再整備基本計画ができたことから、説明会が開催されたものです。

 「茨木ビル(ソシオ)」と「永代ビル(商店街側)」の用地にそのまま、「茨木ビル」は24階、「永代ビル」は13階建ての建物となる予定ですすめられます。今回地下階は設定されず、地上空間については、広場を設置するなど、これまでよりも地上の公共空間としての利用が広がる形での提案でした。

 茨木市が整備する部分はバスロータリーや道路など民間地権者に影響しない部分に限られるため、市の説明会では、道路渋滞の解消については「茨木寝屋川線を整備することにより中心部への流入が減る」という他人事のような説明で終わりました。

 説明された予定では、ソシオ茨木の解体開始が2027年春頃、竣工は2032年とのことで、建替えに併せて市の整備もすすめられます。

 今後計画が具体的になれば、都市計画に基づく意見提出の機会が設けられます。