2025年6月22日日曜日

高齢者世帯に商品券を追加発行

 物価高騰が続く中、6月市議会開会にあたっては何の対策も提案されませんでしたが、23日の最終本会議に向けては国の交付金を活用して高齢者世帯に対するプレミアム付商品券1冊(5000円)を追加で発行することが提案されました。

 12日に私、大嶺さやかは「2月臨時議会で決めた商品券事業だけで終わらせるのではなく、今すぐに追加の物価高騰対策を実施すること」を求めて質問しており、その内容が実現する運びとなります。

 具体的には現在みなさんのお宅に送付されているプレミアム付商品券と同様の引換券が、65歳以上の高齢者のみで構成する世帯に対して7月中旬に再度送られてきます。ただし商品券の購入冊数が、現在お手元に届く分については2冊、7月中旬に高齢者世帯に届く分については1冊購入できる引換券となります。

 私、大嶺さやかは23日の本会議で質疑を予定しており、「商品券を買う余力もないというご家庭がないのかは調査すべき」「高齢者の消費動向を考えれば、医療機関や調剤薬局などの業種についても使用できるよう登録促進の努力を行うこと」などを求めます。実施するからには少しでもみなさんのお役に立つ制度となるよう改善や拡充求めてがんばります。

 なお、商品券の使用期限は9月末です。購入されたみなさんがしっかり使い切っているのか確認したところ、2022年度は99.45%、2023年度は99.61%の使用状況となっており、お手元に500円券を1枚や2枚使い残したという方がいらっしゃることがわかりました。こういった事業を行う際には、利用できる期間はゆとりを持って設定するよう求め続けていますがなかなか改善されません。使い残しのないようご注意ください。