2017年8月31日木曜日

こども医療費助成制度が中学校卒業まで拡充


 9月議会が6日から始まります。

今議会には市民の強い願いであるこども医療費助成制度の年齢引き上げが提案されました。現在小学校卒業までの助成制度を、来年4月から中学校卒業までに拡充するという案です。日本共産党も長年求め続けている施策であり、「せめて他市並みに引き上げてほしい」という市民の切実な願いがやっと届くことになりました。

しかし今回の提案は、維新府政が行っている障害者や高齢者の福祉医療費助成制度の改悪とセットで提案されており、府の制度改悪に合わせて市が独自で拡充していた部分も廃止されることになるため、日本共産党としては手放しで喜べる提案ではありません。

しっかりと議論を行い議案に対する態度を決めていきたいと思います。

大阪府が福祉医療費助成制度の再構築として行っている内容はまさに「府民の身を切る改革」で、カジノ万博など多額な税金をつぎ込む事業は推進するが、府民の暮らしに関わる予算は次々と削っています。

関連して3月議会では福祉見舞金の廃止が提案され、日本共産党は生活弱者の暮らしに関わる部分は存続するべきとがんばりましたが、他会派が賛成し廃止は決まりました。

『くらしを充実する立場で税金は使うべき』
日本共産党はこの立場でどの議会でも取組んでいます。今回の提案も賛成する部分には大いに賛成しながら、市民のくらしに悪影響を与える提案にはしっかりと議論を行い対案示してがんばります。

本会議は6日と7日の朝10時から始まります。お時間ございましたら傍聴にお越しください。みなさんの市政に関するご意見やご要望もぜひお寄せください。