この間、地球環境問題に取組む市民団体が開催された議員研修会に参加し、世界の気候危機打開に向けた取組みや、脱炭素社会に向けた先進的な自治体や市民活動の取組みと、環境省職員から議員へ期待されることなど、多岐にわたるお話を聞かせていただく機会を得ました。
茨木から出ることのほとんどない私にとって、世界の脱炭素の取組みはどれも「目からウロコ」でしたが、特に自動車は電気自動車の普及が進み利用の8割以上が電気自動車に代わっている国が複数あることや、来年にはガソリン車の販売をやめる国があることを聞き、日本の遅れた現状との違いを目の当たりにしました。
印象に残っているのは「乱開発は二酸化炭素の森林吸収を阻害することになり温暖化防止に逆行している」というお話です。茨木市はゼロカーボンシティを宣言していますが、ダム周辺整備や彩都開発で多くの森林を失っています。脱炭素に逆行し温暖化を促進している現状を直視し改めさせる取組みが必要だと感じました。