2022年3月4日金曜日

ロシアは国連憲章に基づき平和的解決の道を!

 茨木市長と茨木市議会は3月2日、それぞれの立場からロシアへの抗議の声を発信しました。

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ロシアのウクライナへの侵攻を非難する決議

 去る2月24日、ロシア軍はウクライナへの本格軍事侵攻を開始した。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)の加盟阻止を目指し、同国に対して圧力を強めてきたロシアが本格的な軍事侵攻に踏み切った状況である。報道では、ロシアが一方的に併合を宣言したクリミア半島や、北に隣接するベラルーシからも攻撃が加えられたとされ、クリミアなど各方面から地上部隊が侵入したと伝えられている。

 力による一方的な現状変更は断じて認められない。この強行された軍事侵攻は、国際法上決して許されるものではなく、人権を著しく侵害し、対話を無視した世界の平和を脅かす暴挙にほかならない。また、ウクライナを支援する国々による制裁措置も開始されたが、そうした応酬は、多くの人々を傷つけ、経済に打撃を与え、国際社会の秩序を混乱に陥れていくことになる。このような状況も、ひとえにロシアが招いたことと言わざるを得ない。ロシアは、最大の核保有国であることを強調しており、その使用を示唆している。茨木市は「非核平和都市宣言」を掲げており、このような暴挙は決して許されるべきではなく、茨木市議会としてはあくまでも対話による解決を求める。

 よって、本市議会は、ロシアのウクライナへの侵攻を強く非難するとともに、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める。

以上、決議する。


令和4年3月2日 

 大 阪 府 茨 木 市 議 会 

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抗議文 

 

ロシア連邦大統領 ロシア連邦大統領 

 ウラジミール・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 

 

  貴国の今回の軍事行動は、国際社会の平和と秩序、安全を脅かし、明らかに国連憲章に違反する行為であり、市民の犠牲を生み、恒久平和を希求する世界の人々の気持ちを踏みにじるものである みにじるものである みにじるものである。 

 ましてや、核兵器を使用することは絶対にあってはならない あってはならない あってはならない。 

 茨木市は、核兵器の廃絶と平和を願う人たちとともに、平和の保持のため、様々な施策に取り組んできた。 

 「茨木市非核平和都市宣言」の理念に基づき、茨木市民を代表して、人々の尊い命と平和な暮らしを理不尽に奪う侵略行為を直ちに中止し、平和的解決への道を探ることを強く求める。 

 

 

 2022年3月2日  

 

 

 日本国 大阪府 茨木市長 福 岡 洋 一