施設を利用されご存じの方もいらっしゃると思いますが、福祉文化会館のエレベーターが7月8日と20日に立て続けに故障・停止しました。現在エレベーターが使えず、上層階へは階段を利用するしかない状態となっています。
貸館業務を担っている文化振興財団は、貸室予約者に対してこの事態を連絡した際に「もう閉館するので修理はしない」旨の説明をしたことから、大きな問題となっていました。
市では老朽化により部品の調達が困難であるという理由から、今後の対応をすぐに示せないでいましたが、7月28日に議員向けに「1台を12月完了予定で修繕する」ことが説明されました。
福祉文化会館は耐震の問題もあり、おにクルが開館した後、来年6月には閉館します。それまでしっかり活用できる状態を継続するのが市の努めのはずですが、今回の件で日常の管理や点検が適切に行われていたのか、もうすぐ閉める施設だからと必要な修繕を怠ってきた結果ではないかと感じざるを得ません。