2025年9月18日木曜日

阪急茨木北口駐車場の行方は…

 阪急茨木市駅北口駐車場は、自転車(バイク)専用の駐車場に改修するため、これまでご利用いただいていたみなさんに双葉町自動車駐車場を仮設自転車駐車場に転用し移動していただいています。

 しかしいざ工事を始めようとしたところ、地下埋設物が見つかりその処理の検討に時間を要していました。このほどPCB汚染土の処分方法が決まり、9月市議会には処分に向けた予算が提案されましたが、約1.1億円かかるということでした。

 私、大嶺さやかは、もともと汚染物を埋設した原因を確認し、処分費用を市が100%負担する必要があるのか確認しました。

 阪急茨木市駅北口駐車場のある場所は、市が昭和61年に買収し、翌年に駐車場として活用を始めたそうです。買収前は民間店舗があったそうですが、建物を取り壊さずそのままの状態で買収しており費用負担を求められる状態にはないようです。買収当初に何か取り決めを行っていないのか確認しましたが、不明であると答弁されました。

 このような事態が起こらなければ、利用者のみなさんはすでに北口駐車場の場所へ戻れていたはずです。今回の補正予算では汚染物を取り除くところまでしか計画されておらず、その後のスケジュールについては明確にされていません。その後の整備期間を考慮すると、スムーズに進んでも利用開始は2027年度になるのではないかと考えます。

 今回この質問をして改めて感じたのは、市がこれまでに買収した土地で同様の事態が起こりうる可能性はないのか?ということです。

 その場所を再整備する際に、今回のように多額に、本来必要ではないはずの費用がかかる可能性があるのか、調査し把握しておくことは重要です。安定して市政運営を行うためにも、経験を教訓に変え今後に生かすことを求めて引き続き取り組みます。