2020年1月1日水曜日

今年もよろしくお願いいたします

新しい年が始まりました。
今年も例年同様、総持寺さんの前での新年のご挨拶から始まりました。
総持寺は大阪北部地震で受けた被害の修復が終わり、日本遺産に認定されたことでの改装が行われており、遠くからでも景色映えする姿に模様替えされています。しかし年が開ける時間帯の初詣客は、これまでよりも少ない印象を受けました。

今年は4月12日に市長選挙と市会議員補欠選挙が予定されています。
市民会館の建替は、市民会館跡地周辺整備と称して、新施設建設以外にもグラウンドやテニスコートの移転などを含めて、すでに200億円近い税金が投入される巨大プロジェクト化しています。全ての整備を終えるまでにさらに費用は膨らむ予定で、市役所前のこの場所に最終的にいったいいくら使うつもりなのか確認しても一向に答えは返ってこない、天井知らずに税金を投入する事業と化しています。
日本共産党は市民の大切な税金を市役所前の場所だけに膨大につぎ込むことには反対です。老朽化による新施設建設は、現在の市民会館と福祉文化会館の場所に建て替える方法についてもきちんと検討すべきです。市民のみなさんの大切な税金を活用するのですから、市の身の丈にあった再整備を行うことがこれからの世代への責任ではないでしょうか。

他にもJRと阪急茨木の両駅西口再整備に安威川ダム、中学校給食実施など、これから4〜5年の間に茨木の街の様相が大きく変わります。

反対に市民のくらしは大変になっています。消費税増税や福祉の切り捨てなどで、収入は増えないのに家計負担が重くなっているのが現実です。
自治体はその悪政の防波堤の役割を果たさないといけないはずが、国と一緒になって市民の苦しい生活状況を無視する非情な行政運営が行われていると感じる場面が増えています。

4月の選挙はこんな現状を変えるための選挙にしたいと考えています。
今年もくらしを良くしたいと思う気持ちが叶えられると感じられる政治のために、みなさんと力を合わせる1年にしたいと思います。
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。