2022年1月20日木曜日

病院誘致 基本構想(案)☆パブリックコメントにご意見を

  茨木市では今年度、救急病院を誘致するために審議会を開き、このほど「病院誘致基本構想(案)」をまとめ公表し、19日からパブリックコメントに付されました。

 市民の願う救急医療の充実はできるのか?基本構想(案)の内容を紹介します。

Q)救急医療は充実するの?

A)前提として、国の医療計画、府の医療構想の範囲内での誘致なので、開院の令和10年時点の総量として三島医療圏域内では急性期病床を減らし回復期病床を増やすことになります。

 高度急性期医療は高槻や吹田の医療機関に任せ、中等症の救急搬送受入れ可能な急性期病床と回復期病床で構成される病院(200床以上を想定)となります。

Q)小児救急はできるの?

A)「夜間帯の受け入れ強化」と「入院受入れ機能の確保」のみが明言され、この間廃止した「小児科の夜間休日の急病診療」に対応するとは書かれていません。

Q)双葉町駐輪場はどうなるの?

A)「現市営駐車場・駐輪場の確保先については、現在、本市で総合的に検討中であり、病院との合築の可能性を含めた検討を早期に行い、病院事業者募集時には一定の条件設定を行うものとします。」と明記されていますが、議会答弁からは検討している状況は一切明らかにされていません。

 市民のみなさんに関心の高い点についてご紹介しました。現在自公政権のもと急性期病床は過剰だと減らす政策が推進されており、維新府政は国の方針を推進する方向で昨年度、消費税の財源を活用し府全体で229病床も減らし医療崩壊を起こす大きな原因ともなっています。市のホームページからパブリックコメントへご意見をお寄せください。

こちらのページで基本構想(案)の確認とパブリックコメントの手続きができますnseikatsu/menu/shiminsodankakari/pub/boshu_anken/57026.html