2022年1月8日土曜日

コロナ感染を拡げないために〜制度の利用を

 コロナ感染急拡大により、大阪府では今日から大阪モデルが黄信号(警戒)に変わりました。
 フェーズが変わったことで、私たちの生活において何に気をつければ良いのか?
 これについては昨日の大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で全く示されておらず、何をどう理解すればよいのか?昨夜は悩みました。

 時間をおいて今日、気づいたことは
 レベルの変更は、感染者が増えても医療がひっ迫しないように、医療が直接受けられる人を減らすことだという理解に至りました。

 大阪府は感染減少期でも自宅療養者が入院や宿泊療養に比べて多い状況です。この考え方が一向に変わらない中で、さらに自宅療養者を増やす方向性を打ち出しました。
 第5波の時にも、陽性と判明しても保健所からの連絡が4〜5日も来ないといった実態があっただけに、自宅療養は「療養」という言葉を使いながら、実態は医療の手が届かずに放置されることだというのがこれまでの大阪府のコロナ対策です。

 自宅療養を増やすことの問題点は、感染拡大を阻止することができないこと、逆に市中感染を増やす可能性があるということです。陽性が判明した方と同居する方は、買い物などを含めて人と接触する場所には行かないことを心がけることが、感染力の強いオミクロン株が流入している今の感染状況の中では必要です。

 茨木市では自宅療養者と濃厚接触者向けに、自宅療養支援パックの配達や買い物代行サービス、ゴミ出し支援などを実施しています。

 日本共産党は、コロナ感染をゼロにするための取り組みこそ政治の責任で行うべきだと考えます。そのためには感染者をしっかり保護する取り組みが必要です。感染を拡げないための手立てとして日本共産党も求め続けて実現している制度を、多くの方に知っていただき、現状では感染拡大阻止に不十分な点があれば改善させていく取り組みも必要です。

 みなさんが制度をご利用しての感想やご意見などもぜひお聞かせください。