2022年4月10日日曜日

市独自のパートナーシップ 宣誓制度を創設

  茨木市では2022年度、市独自のパートナーシップ宣誓制度を創設します。

 2021年度、大阪府でパートナーシップ宣誓制度が創設され、茨木市にお住いの方も大阪府の制度を活用し公営住宅の入居や救急搬送・税に関する手続きの際に配偶者と同等の扱いが行われることは、昨年3月の議会で確認していました。

 ところが今年の3月議会に示された施政方針の中で「セクシュアルマイノリティに関する取組として、性の多様性を理解し認め合い、誰もが自分らしく生きることができる社会の実現をめざしたフレンドリー宣言を行うとともに、パートナーシップ宣誓制度の新設や事業所向けの啓発などを充実します」とさらに踏み込んだ取り組みが行われることが明らかになりました。

 茨木市では2021年度から「にじいろスペース」というLGBTQの居場所の開設が行われており、その中で当事者から「自分の住んでいる自治体に認めてほしい」という思いが出されていることなどが3月議会では紹介されました。こういった経過から公正証書を作成する費用助成と合わせて夏頃に制度を創設する考えであることがわかりました。

 近隣他市ではまだまだ行われていない取組みであり、一人ひとりを大切にする社会の実現に向けて日本共産党も求めてきたことがさらに前進することなります。

 合わせてコロナの中で市民のいのちと暮らしを守る取組みも充実してこそ選ばれるまちになるのではないかと感じています。