茨木市は今年度当初に「使用料・手数料の見直し」を表明しており、9月議会に料金改定に関する条例改正を行うと説明がありました。
手数料については一般廃棄物処理手数料(現在有料の部分)の値上げが提案されています。(来年4月1日申込み分から適用)
公共施設の使用料については、右図にあるように、88区分(全体の約68%)で値上げが提案されており、引下げや現行通りの料金形態もありますが、全体的には料金収入が5%引上げとなる計算です。
今回は料金以外に利用形態の見直しも行っており、福祉文化会館・クリエイトセンター・青少年センター・ローズWAM・きらめき(生涯学習センター)の5施設では、時間貸しに変更し1時間ごとの料金設定となります。理由は「利用者ニーズへの対応」のためということです。なお、ホールについては現行の区分から変更はありません。
入場料を徴収する場合の規定も全館統一ルールに変更し「個人等が徴収する場合2000円以上」「営利を目的とする企業等が徴収する場合1円以上」で、使用料を2倍の金額で徴収します。
なお、実施は区分を変更しない貸室については来年4月1日申請分からで、時間貸しに変更する貸室については来年8月利用分から適用するとのことです。
日本共産党は社会教育施設など市民が利用する施設は無料や低廉な料金設定を求めており、公共施設の維持管理にかかる経費は利用者に押しつけるのではなく市が責任を持って行うべきだと考えます。
多くのみなさんのくらしに影響があることは、事前に市民の意見をしっかりと聞き反映させたうえで、条例改正は行われるべきです。