12議会市議会本会議では、この間多くの方から寄せられている「阪急茨木市駅前や市役所周辺に自転車で行っても停める場所がなく困っている」という声を受けて、阪急茨木市駅周辺の駐輪環境の改善に向けて質疑を行いました。
ちなみに、市役所周辺(おにクルや市役所職員向けを含む)の駐輪環境の改善は、9月市議会本会議で質疑しています。
まずは、救急病院誘致に伴う駐輪場の変更計画の進捗状況について確認しました。
茨木市は双葉町駐輪場の場所に病院を誘致するため、現在利用している台数を、高架下にある阪急茨木南駐輪センターへ定期の方に移動してもらうことと、ボーリング場裏手にある市営阪急北口駐車場を駐輪場に変更する工事を行うことと、自動車駐車場として利用されていた市営西口駐車場の2階と3階を自転車置き場に変更するための取組みを進めていました。
しかし北口駐車場では産業廃棄物が埋設されていたことから工事が止まり、病院誘致も物価高騰の影響で話が中断している中、昼間の一時駐輪が置けなくて困っているという声が増えており、来年3月末で予定通り双葉町駐輪場を閉めてしまうと、とたんに多くの市民が困ることになるため、引き続く使用を求めました。
現在、通勤時間帯を過ぎると、一時駐輪は別院町駐輪場の3階しか空いていないという日が多く、高齢者などが「3階まで自転車をおすのはとても無理」という声もあります。定期駐輪のスペースに工夫を行い、1階に一時駐輪場所を増やすことを求めました。
茨木市は「駐輪場1階部分に思いやりスペースを設け、高齢者や上部階への移動が困難な方が利用できる場所を設けている」と答えています。機会があれば申し出、ご利用ください。