1月28日に埼玉県八潮市で下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没事故が、2月11日に千葉県大網白里市で水道管の破損による大きな住宅被害が発生しました。
こういった報道を受けて、市民のみなさんからは「茨木市は大丈夫なのか?」というご意見をいただくことがありました。
この間、茨木市でも点検作業などを行い、下記の内容を市ホームページでお知らせしています。なかなかホームページを見る機会がないという方にもきちんと知っておいていただきたいと考え、市政報告に転載することにいたしました。
【下水道管の緊急点検について】
国土交通省より大阪府を含む流域下水道管理者に対し緊急点検の要請がありましたが、茨木市内においては、今回の緊急点検に該当する下水道管はありませんでした。
茨木市管理の下水道管については、これまでより計画的に点検・調査を行い、異状箇所が発見された場合は、適宜修繕等を行っているところですが、今回の事故を受け、市管理の口径2m以上の下水道管を対象に、自主的に路面巡視やマンホール内部等の緊急点検を実施しました。2月12日現在、緊急点検を終え、異状は発見されておりません。
今後も計画的かつ日常的に点検を実施し、適切な施設管理を行い、安全・安心を確保してまいります。
【水道事故防止について】
水道事故は周辺への住宅被害だけでなく、漏水が原因の道路陥没につながる危険が想定されます。このような事故防止の観点からも計画的な管路更新を実施しており、府下でも低い経年管率となっております。(令和4年度末現在、大阪府下平均35.6%に対し、本市20.8%)
また、市内全域を対象とした漏水調査を実施することにより、漏水箇所の早期発見に努め、必要な修繕対応を実施しております。
引き続き水道事故防止の観点からもしっかりと取り組みを進めてまいります。