2025年11月1日土曜日

自分に何かあった時、どう生きたいか?

  茨木市議会民生常任委員会では今年度、神奈川県茅ヶ崎市で視察させていただいた「エンディングノート」について学びを深めています。

 「エンディングノート」と言うと、高齢者を対象とした「終活」のイメージを持っていましたが、若くても突然の病や事故など、何か起こった時に、意思表示ができなくても自分はどうしてほしいのかを記しておくことで対処してもらえる大事なツールであることを学びました。

 また、個人情報保護法との兼ね合いで、預金や生命保険など手続きが必要な事項について、家族であっても代理で簡単に手続きできない時代です。代理申請のための手続きを何の問題もなく健康な時にしておくことが大切だということを、10月31日に南保健福祉センターで開催されたセミナーで教えていただきました。

 民生常任委員会では、市の施策の参考になる情報を提供したいと議論を重ねているところです。すべての市民が対象であるとわかっていただき、手に取りやすいツールとして活用していただけるような内容に議論を重ねまとまれば良いなと思いながら取り組んでいます。

 みなさんがこういった問題に直面して困った出来事や、ぜひ取り組んでほしいと考えておられる内容など、お聞かせいただけるとありがたいです。