世界で最も性差別のない国、ジェンダー平等ランキング世界1位のアイスランドで、女性が社会的地位向上を求めて取り組んだ「女性の休日」から今年で50年。当時アイスランドでは9割の女性が参加した壮大な取組みでした。私も少しでもその思いを共有したいと、先日ドキュメンタリー映画を観てきました。インターネットがない時代に9割の女性が参加する取組みが、厳しい中でも楽しみながら準備され実現したことを知り、勇気と元気をもらいました。
また、映画を観て日本との大きな違いに気づきました。それは氏名のあり方です。女性の氏名の最後には必ず「ドッティル」と記されていました。調べると日本の氏にあたる部分が、父(母)の名前でその後にドッティル(その娘)、又はソン(息子)と記載され命名される慣習のようでした。戸籍を重視する日本との根本的な違いを知り、広く世界から学ぶことの大切さに気づきました。
私は旧姓を使用し活動していますが、法を世界基準に変えることでこういった問題は解消できます。力を合わせ取り組む事で日本でも誰もが生きやすい社会に変えることは可能です。