2020年6月7日日曜日

今年度の予算を決める議会☆コロナから市民の日常取り戻すための予算編成を

 4月の市長選挙後、初めての定例市議会が9日から始まります。

 この議会では、市長の施政方針に基づいて、今年度の本格的な予算が示されます。先だって行われた議案説明では、コロナから市民生活を復興させるための予算と、市長の公約に基づいて組まれる通常の予算は別立てにして、補正予算が2つ提案される予定です。
 コロナ関連については、最終本会議を待たずに議決し、市民のみなさんのお手元にその制度が少しでも迅速に届くようにと考えた審議日程が決まりました。

 私、大嶺さやかは、市長の施政方針に対して日本共産党を代表しての質問を行います。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症に対する自粛生活から緊急事態宣言と、市民の日常生活を制限する中で始まり、現在、緊急事態宣言が解除され、これから‘新しい生活様式’のもと日常生活を取り戻していく段階に入ります。そうしながら感染拡大の第2波第3波に備える対策も取る必要があります。
 6月議会では、コロナ対策以外に今年度、市政では何を進めていくのか、延期するのか、その選択も予算との関係では迫られることとなります。この点について市の考えが少しでもわかっていただけて、日本共産党の考え方も伝えられる代表質問になるよう準備中です。

 特に今回提案されているコロナ関連補正予算は、これまでに日本共産党がその都度予算の組替えで提案してきた内容がたくさん取り入れられており、市民のみなさんからいただいたご意見を形にして提案してきたことが実を結ぶ議会となります。
 さらにこれから何が必要となるのか、みなさんのご意見もお伺いして提案していきたいと思います。

 6月15日からは、現在分散登校している小中学校が再開されます。子どもも保護者もさまざまな不安を抱えながらの再開になります。
 日本共産党はこの間、いつもと違う過ごし方を強いられている子どもたちへのアンケートを、茨木も含めて全国各地で実施し、その内容をもとに「学校再開にあたっての緊急提言」を発表しました(日本共産党中央委員会のHPでご覧いただけます)。3密が守れない環境を放置することなく、少人数学級と教員の大幅増員で、感染の不安を解消できる教育環境を整備することを提案しています。茨木でもその立場で教育環境を改善できるよう、代表質問や文教常任委員会で取り上げる予定にしています。
 みなさんの学校再開にあたってのご不安や心配もぜひお寄せいただき、ご一緒にコロナ禍でも安心して通える環境を学校設置者である茨木市教育委員会に求めていきましょう。

≪6月議会の日程は下記の通りです≫
 9日(火)開会・市長による施政方針説明
10日(水)会派代表質問(日本共産党は3番目・私、大嶺さやかが質問に立ちます
11日(木)会派代表質問
12日(金)コロナ関連補正予算審議・議決
 この日議決された内容は15日から実行されます。
15日(月)本会議
16日(火)本会議
18日(木)民生・建設常任委員会
19日(金)文教・総務常任委員会
 私、大嶺さやかは文教常任委員会で質疑します。
 委員会はネット中継がありません。感染予防を行った上で委員会室で傍聴ができます。
26日(金)最終本会議
 日本共産党は補正予算に対する組替え動議を提出する予定です。

  いずれも10時開会です。
  本会議はインターネットでも傍聴できますので、ぜひそちらもご利用ください。