2020年7月9日木曜日

核兵器廃絶の声を茨木から被爆地へ届けよう

 広島と長崎に原子爆弾が投下されてから今年で75年。
 毎年8月6日から行われる原水爆禁止世界大会に向けて、北は北海道から、南は沖縄から、広島に向けて核兵器をなくそうという声を届ける全国行進が行われています。

 7月6日、毎年同じ日に高槻市~茨木市~摂津市~吹田市の順にアピール行進が行われています。今年はコロナ禍なので、行進は中止しました。その代わり市内に「核兵器をなくそう♪」「軍事費よりもコロナ対策を」と車でアピール行動を行いました。
 今年は福岡市長と平和行進実行委員会との懇談が実現し、8月6日に広島で掲げられるペナントにサインしていただき、国連に提出する「被爆者が呼びかける核兵器廃絶署名」にも協力していただけるということで署名用紙を預かっていただきました。

 人類史上初めて、核兵器を違法なものと定めた『核兵器禁止条約』が国連で採択されて3年が経ちました。条約は核兵器の使用・威嚇・生産・実験・配備などを広く禁止し「完全
廃絶こそが二度と使われないために唯一の方法」だとうたっています。
 7月7日にフィジーが条約批准書を国連に寄託した時点で、批准国は39カ国になりました。批准国が50カ国になれば、条約は90日以内に発効するよう定められています。

 被爆国である日本で批准させることが、被爆者のみなさんの思いに応える行動です。自分たちのような体験を二度と誰にもしてほしくないという思いで頑張っておられる被爆者の願いが届く政治に向けてがんばります。