6月議会ではまず補正予算について質疑しました。
市民生活をどう考えているか?
提案された補正予算は「国の子育て世帯向け給付金」「PCR検査の拡充」「ワクチン接種の円滑化」に関する予算のみでした。
3月議会以降、緊急事態宣言が延長され自粛が長引く市民生活をどう捉えた上での予算編成なのか?の質問に、まともな答えはありませんでした。
市民生活について向き合うことなく市政運営が進められており、市民の実情に寄り添う姿勢が必要ではないかと訴えました。
高齢者の命守れ!
連休をはさんでの1カ月の間に、高齢者施設で4件のコロナ感染クラスターが発生しているにも関わらず、その対策に触れられないことから、医療崩壊状態の時にお亡くなりになった高齢者もいた事態を重く受け止めるべきと、入所施設でのPCR定期検査の実施を求めました。
市長は「現在介護施設入所者及びワクチン接種をすすめている」とは言うものの、同様の事態を起こさないための対策を市で行う姿勢は見られませんでした。
改めて高齢者の信頼取り戻す市政運営を求めました。
PCR検査の拡充を
小中学校で感染者が発生した場合、児童生徒もPCR検査費用の補助対象とするよう求めました。
この間、濃厚接触者特定のための臨時休校が行われた際に、登校を見合わせたり、不登校の状態が促進されるなどの事態があったことを教育委員会は明らかにしましたが、感染対策をしっかり実施していることを理由に、検査対象の拡充を行う考えはないという答弁でした。
この間予算措置前に教職員には対象拡充を率先して行っていることから、今後の状況に応じては柔軟な対応を求めました。
自粛が長引く市民生活支える手立てを提案
市の提案する補正予算に、市民生活支えるものを今、実施すべきと追加の提案を行いました。
*高齢者等市内入所施設における定期的なPCR検査の実施
*小中学校におけるPCR検査費用補助対象に小中学生を追加
*国民健康保険料のコロナ減免をコロナ前の一昨年の所得との比較で実施
*介護保険料のコロナ減免実施をコロナ前の一昨年の所得との比較で実施
*水道・下水道料金を昨年同様減免すること