学童保育を利用する保護者から「タブレット宿題が学童保育でできなくて困っている」と日本共産党市会議員団に相談が寄せられました。
現在、小中学校では1人1台のタブレットが導入されており、学校によってはタブレットを使っての宿題が出されています。家庭に通信環境がない場合はwifiルーターの貸出しを行って、全児童生徒が家庭でもきちんと学べる環境の保障が行われています。
その一方で学童保育室には通信環境が整備されておらず、家庭同様に宿題を行うことができない状態でした。
私、大嶺さやかは6月議会でこの問題を取り上げ「家庭に代わる生活の場であるはずの学童保育室において、家と同じように宿題ができる環境は当然市が整備すべき問題」だと改善を求めました。
教育委員会は貸出し用のwifiルーターを学童保育教室に設置するなど応急的な措置はすぐにでも可能とのことでした。しかし学童保育の担当課では子ども同士での破損の問題など、指導員が不安に思っていることも含めて解決しながらタブレット宿題ができるよう調整していくことが答弁で示されました。
そこで、教育委員会がタブレットの持ち帰りや破損の際のルールを設けていることを確認し、そのルールをもとに、学童保育室において宿題時間に使用できるよう検討を重ねて求めました。
先日、相談を寄せていただいた保護者から「タブレット宿題が学童保育でできるようになりました」と喜びの報告が届きました。
引き続き市民のみなさんの声を市政に届けてがんばります。市政に対するご意見やご要望はお気軽に、私、大嶺さやかまでお寄せください。