2023年6月3日土曜日

学童保育の環境改善は緊急課題

  本来専用教室を用意して運営されるべき学童保育において、5つの小学校では図書室などの特別教室を間借りした形で実施されていることが3月議会で明らかになりました。(下図参照)

 学童保育とは「家庭に代わって放課後を過ごす場所」です。『遊び、宿題をし、おやつを食べ、休息できる』家庭と同じように過ごせることが大切です。

 学童保育教室は子ども一人当たりの面積基準が定められていますが、茨木市は廊下を含んだ面積で計算し「基準内」としている事例が、30ある学童保育室のうち17もあることが日本共産党の質疑で明らかになりました。

 茨木市は夏休みの預かり保育も始めましたが、劣悪な環境に子どもを詰め込む保育は抜本的に改め、安心して過ごせる家庭に代わる場所としての整備・運営こそ、子どもの健全な成長・発達のためには必要です。

 この立場で引続き改善に向け取組みます。