2023年度の国民健康保険料が確定し、被保険者がいる世帯の世帯主宛に納付書が送付されます。
現在国民健康保険制度の運営方針などはすでに大阪府で統一されており、茨木市では保険料の減免制度などは大阪府の基準に合わせているため、独自基準を設けていません。
しかし保険料については保険者である茨木市に決定権限があるため、日本共産党は保険料の軽減を求める市民のみなさんとご一緒に負担軽減と制度の充実を求める署名に毎年取組んできました。その成果もあり、早々と大阪府の統一料金での徴収を始めている自治体が増える中、コロナ禍も相まって黒字を活用した保険料軽減策を実施しているのが茨木市の国保行政です。
ちなみに2023年度の大阪府統一保険料は、均等割が44,314円、平等割が44,272円、所得割率が12.15%ですが、茨木市は均等割が42,200円、平等割が42,966円、所得割が11.74%です。
来年度からは保険料も統一することが努力義務として位置づけられていますが、毎年多額の黒字を生む国保会計なのに、保険料を大阪府基準に引き上げる意味はなく、被保険者の立場に立った運営が求められると日本共産党は6月議会でも議論しました。
引続き負担軽減に取組みます。