2024年8月18日日曜日

阪急茨木市駅前交番の最適化

  阪急茨木市駅前にある双葉町交番は、救急病院誘致における道路拡幅整備にかかる場所にあります。この度大阪府警から、線路を挟んで直線距離で160m離れた永代町交番との統合を行うことが公表されました。

 今回の廃止・統合に伴って「勤務員は削減せず、永代町交番との統合により交番勤務員を増強することで複数勤務体制を実現し、事案等への対応能力向上やパトロール等の街頭活動に専念できる時間を確保し、より住民の要望に応じた警察活動を実施する」「本部配置のパトカーや青バイによるパトロールを強化し、より機動力を活かした警察活動を実施する」とその効果が示されています。

 現在大阪府警では、このような交番の統廃合(最適化)を計画を持って進めており、2022年度から10年間で交番と駐在所合わせて、概ね600か所以下(2024年4月現在で628か所なのであと8年で28か所以上減らす計画)にする方向で進めています。

 この間彩都などの新しいまちでは交番もないことから、新たな設置を求める声があがるなど、新たなまちづくりを行っている地域では求められる公共施設です。

 「最適化に向けた交番の統合、移転及び新設にあたっては、警察署と警察本部とが協議を行って具体的計画を策定し、地域住民の方々に対して、事前に十分な説明を行い、理解を得るよう努めるものとします。」と府警の最適化計画では明記されています。今回は駅前のことでもあり、周辺地域住民のみならず駅を利用する市民など多くの方にきちんと情報が行き渡り、意見の集約が行われた上で進められるべきです。

 みなさんご存じでしたか?

 日本共産党はこういったまちづくりに関わる問題は、市民のみなさんのご意見がしっかり届くことが大切だと考えます。みなさんのご意見をお寄せください。