8日(木)の夕方、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が起き、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして臨時情報を出しました。
茨木市は「情報の発表に伴い防災対応をとるべき地域」に指定されているため7日間の危機管理体制を確立し、市民のみなさんに向けてはホームページで「日頃の備えの再確認」を行うようお知らせしています。具体的には「家具の固定」「水などの備蓄」「避難場所・経路の確認」「家族との連絡方法」などです。ぜひご確認ください。
地震防災マップ【日本語版】/茨木市 (city.ibaraki.osaka.jp)
上は茨木市が2021年に発行した地震防災マップです。これによりますと南海トラフ地震がマグニチュード8.5前後で発生した場合に、茨木市では最大震度6弱を観測すると書かれています。2018年の大阪北部地震も震度6弱でしたので、震源に違いはありますが、大きな揺れが発生することが予測されています。
お手元に地震防災マップがございましたら、この機会にご家族で内容をご確認ください。
茨木市は、大阪府が公表している南海トラフ地震の津波浸水想定に該当していませんが、茨木市外で災害に遭遇する可能性もあります。旅行などで沿岸地域等にいる際に、大きな揺れを感じたら自治体等の指示に従い、すみやかに高台、もしくは頑丈で高い建物に避難してください。
地震災害における避難所は、茨木市で震度5弱以上の地震を観測した場合に開設されます。お近くの避難所がどこかわからない場合は市にお問合せください。