3月3日から3月議会が始まりました。 市長の施政方針説明の後、各会派の代表質問が行われ、日本共産党はトップバッターでした。その内容をご紹介します。
Q)市PCR検査センターの検査実績は?
A)11月から1月緊急事態宣言前までで49件、それ以降3月1日までで19件実施。なお検査能力は1日最大9件。
Q)大阪府が行う「高齢者施設従業者定期PC R検査」の内容は?
A)3月末まで2週間に1回の頻度で定期検査を行う。
Q)事業者応援給付金6万円の根拠と拡充の考えは?
A)想定される対象者数、地方創生臨時交付金の金額等を総合的に勘案し決定した。現時点で支給額を拡充する考えはない。
Q)12月に実施したキャッシュレスポイント還元事業の実績は?
A)予算額1億4千万円に対し執行額6千万円で執行率43.2%。取扱い店舗は、市内飲食・ 小売・サービス業のうち約37%。
Q)コロナ禍における本市の雇用状況は?
A)ハローワークの雇用情報によると、昨年1 0月~12月期におけるパートタイムの求人倍率は対前年同月比で△0.79、フルタイム で△0.42。
Q)国民健康保険料のコロナ減免の継続を
A)大阪府を通じて国に要望している。
Q)国保加入者のコロナ傷病手当金申請件数と制度継続を
A)2月末時点で5件申請され約36万円支給。制度は6月末まで延長が決定している。
Q)小中学校において35人学級を新年度に実現することと実施する場合の予算額は?
A)府の方針に基づき対応する。予算額は小学校で約1.5億円、中学校で約9800万円必 要(府と同条件、大卒初任給で計算)。
Q)コロナ禍に行う特定目的基金の積立ては?
A)年度末補正予算で文化施設建設基金に3億 円、駅周辺再整備基金に3億円、公共施設等 総合管理基金に2億円。新年度予算で駅周辺 再整備基金へ2億円を計上している。
Q)財政調整基金の残高は?
A)大阪北部地震前の年で約81.3億円。今年度末の見込みは約61億円。
Q)市有財産の有効活用に係る民間提案制度の内容は?
A)未利用財産の売却や貸付、公共施設等の 余裕空間の活用、ネーミングライツ事業を 想定。
Q)府立高校再編の対象校は市内にあるのか?
A)今年度の入試において、いわゆる「定員割れ」になると、3年連続となる高校が1校あ る。
Q)阪急西口再整備と東口との関係は?
A)東口との連携・連鎖については、阪急西口再整備基本計画(案)で示した機能分担と段階的に整備していくことを考えている。まずは東口の関係権利者の理解を得ながら進める。
Q)学童保育の待機児童は?
A)新年度一斉受付期間中に申請のあった方は、すべて入室いただくようにしている。現 在、受付期間終了後に申請いただいた方1人が待機の見込み。
Q)学童保育の4年生以上の受入れの検討とは?
A)まずは夏季休業期間預かり事業での学年の拡大を検討する。
Q)子ども医療費の入院時食事療養費助成制 度の削減理由は?
A)自宅療養の場合との公平性の観点や、対象年齢の拡充に伴う経費増に鑑み、助成対象外とする。
Q)学校給食の地元農産物提供の取組状況は?
A)平成10年度から地元産米を、平成16年度から地元産大豆を加工した龍王みそを使用している。 また平成29年度からは、野菜生産の代表者と市の給食事務担当者が直接協議を始めたことにより、徐々に野菜類の提供が増加して、 令和元年度からは地元産野菜を使ったメニューを提供する日を年に2回ほど実施している。 令和2年度では地元産を含む国産ゴマの提供 も予定されている。
Q)雨水貯留施設の設置推進を
A)大規模開発や土地区画整理事業の事業者に対し、雨水貯留施設の設置を指導している。 また市中心部で、雨水貯留管等の整備に向けた検討を進めているほか、阪急総持寺駅西口駅前広場整備に合わせて、雨水貯留施設の整備を計画している。
Q)核兵器禁止条約に対する市長の見識は?
A)批准は国政に関する事項ではありますが、非核平和都市宣言に鑑み、核兵器の廃絶が進 むことを期待する。