4月8日に東太田のロピアが、6月21日にイコクル茨木に建設予定の大型商業施設が、それぞれ大規模小売店舗立地法に基づく届出を行い、この間縦覧が行われました。ロピアについては建物はそのままで借主が変わる変更の届出であったため、茨木市は「軽微な変更」と捉え、審議会での審査を経ずに届出直後から営業を開始していますが、イコクル茨木に新設する店舗は届出から8ヶ月の間に審議会で議論を行い営業開始となります。
ロピアについては縦覧期間に出された市民の意見も後日縦覧に供されており、内容を確認すると「住宅地から国道171号線に出られず、通り抜けや違法駐車が見受けられる」「近隣商店までの道に自転車、車、歩行者等が増え不便を感じている」「プレオープンの際に警備員が配置されていなかった」「幼稚園の送迎バスや大学・病院のバスが渋滞に巻き込まれ時間通り運行できず、バス停の変更を余儀なくされた」などの意見が出されていました。
私、大嶺さやかは、6月議会でロピアの大店立地法に基づく届出について質疑を行い、「変更の届出であっても、業種・業態が変わる場合や集客数の想定が従前の大規模小売店舗と異なる場合の届出は、新設同様、審査が終わってからの営業開始とするべき」と主張し、「茨木市は大阪府から事務権限の委譲を受け、大規模小売店舗の設置に際して周辺生活環境の保持や地域社会の健全な発展に責任を持つ立場として、届出事務の運用は責任をもって行うべき」と質しました。
審議会は11月20日に開催を予定しています。気になる方は傍聴をしてください。