この1週間の感染発生状況は、茨木市では毎日一桁台の陽性者数で少なくなったとはいえ、大阪府全体でみると第三波並みに落ち着いたといったところです。いまだに重症病床は逼迫しており、医療提供体制に余裕がないことに変わりありません。
大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の資料によりますと、24日時点の宿泊療養者は919人、自宅療養者は6,078人と軽症者(中には入院治療が必要な方もおられると思います)のほとんどが自宅療養されています。自宅療養は、家庭内感染を引き起こし感染者を増やすことにつながること、お一人の場合医療にかかれず亡くなる事例もあったことから、現状で感染し自宅療養中の方は「宿泊療養したい」と希望を出されるのも大切な療養手段ではないかと考えます。ペットを飼っているなどさまざまな要因があろうかと思いますが、感染を封じ込めるために必要な手立てを防疫業務にあたる大阪府に考えさせることは、国民の命を守るうえでも必要な処置です。
ワクチン接種では和歌山県の高齢者接種率が高く、人口当たりの診療所数の多さが要因に挙げられています。今、国では消費税を財源にした病床削減法案が審議されており、自民・公明・維新はその方向で地方政治も進めています。
大阪府も急性期病床を減らす地域医療計画に邁進しています。ワクチン接種の問題一つとっても、命守る政治が行われていないことは明白です。
大阪府も急性期病床を減らす地域医療計画に邁進しています。ワクチン接種の問題一つとっても、命守る政治が行われていないことは明白です。
日本共産党は検査・保護・補償を行うことで、感染を封じ込める手立てを政治の責任で実行することが必要だと求めています。
みなさんの感染対策に関するご意見やご要望などもお気軽に、私、大嶺さやかまでお寄せください。