2023年4月29日土曜日

5月8日以降のコロナ対策

  国は4月27日、新型コロナウイルス感染症の位置づけを5月8日から5類感染症に変更することを決めました。

 大阪府では28日、新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、58日以降の対応について決定しました。その内容をかいつまんでご紹介します。

【相談窓口】

 大阪府コロナ府民相談センター(5/8の9時より24時間受付)06-7178-4567

 または 保健所で相談が可能です。

【廃止される対策】

自宅療養者向けサービス(配食・パルスオキシメーター貸出)、宿泊療養、オンライン診療、有症状者向け検査キット配布事業など

【有症状患者の外出自粛期間等】

 ①発症後5日を経過し、かつ症状軽快から24時間経過するまでの間は外出を控えることを推奨

 ②発症から10日が経過するまでは、マスク着用や高齢者等のハイリスク者との接触は控えることを推奨

 ③濃厚接触者の特定が廃止されるため、法律に基づく外出自粛は求められない

【外来対応医療機関】

府のホームページで公表(将来的には全医療機関で受診可能に)

医療機関での検査や陽性の場合の医療費が有料になる(公費負担部分が廃止)

【感染対策は基本的に個人の判断】 

 「マスク」=受診時や医療機関・高齢者施設等を訪問する時、混雑した電車・バスに乗る時は着用を推奨

 「手洗い・換気」=新型コロナの特徴を踏まえた基本的感染対策として有効

 「三密回避」=感染防止対策として有効

*感染状況の把握→定点報告=287医療機関を指定し、患者の感染者数を週1回府のホームページで公表(死亡者数の把握公表は廃止)

*2024年4月までは大阪府の庁内会議を開催

*医療関係団体との協議の場である「府新型コロナウイルス感染症対策協議会」は当面継続