昨年来、多くのみなさんからご要望いただいていた「商品券」事業が、茨木市でもやっと実施される運びとなりました。ただしこれから準備し年度末までに終わらせなければならない関係で、12月上旬に販売を開始し、商品券が使用できるのは来年1月上旬~3月下旬の短期間となります。
エール茨木プレミアム付商品券
販売額:5000円の商品券を4000円で販売
対象者:65歳以上の市民は希望者全員購入可
(引換券が市から送付されます)
64歳以下は応募状況により抽選あり
(11月広報に応募方法掲載予定)
販売総数:20万枚(1人2枚まで購入可)
対象店舗:参加登録した市内中小事業者
今回の商品券はQRコードを店舗が読み取ることで支払いが完了するシステムを活用するため、スマホなどに慣れない事業者でも安心して活用できる対策を求めました。
9月議会への提案に向けて、茨木市では7月中旬に2週間足らずの短期間、市内全事業者対象に「新型コロナウイルス感染症に関する景況動向調査アンケート」を実施しました。「施策立案にあたっては全事業者の実態を把握したうえで行うこと」を日本共産党は一貫して求めており、これまで1割未満の事業者を抽出して実施してきたことと比較して大きな前進だと考えます。
また調査結果から、茨木市が今年度の施政方針で表明したキャッシュレス決済によるポイント還元事業が、それほど事業者に受け入れられているわけではない実態が改めてうきぼりになりました。
商品券事業以外に「店舗賃借料の補助」も予算に盛り込まれ、この間日本共産党が要望書や予算の組替え要求で一貫して提案してきた中小業者施策こそ必要であることが明らかになった議会となりました。