2021年9月5日日曜日

ワクチン接種してるから大丈夫?

  菅政権はワクチン接種が進めば感染は抑えられるかのように喧伝していました。しかし実際はどうか?

 第5波の感染状況を確認していて感じるのは、高齢者でも「感染している」ということ、しかし「重症化する年齢層は圧倒的にワクチン接種がこれからの年代」、だけど「死亡者は圧倒的に高齢者」だという事実です。

 8月25日~9月3日の死亡者発表のうち、60代以上の高齢者が65.9%を占めています。(60代11.4%、70代6.8%、80代22.7%、90代25%)

 亡くなる方のワクチン接種の有無は公表されていませんので詳細はわかりませんが、高齢者のワクチン接種率が8割程度あることを考えると、ワクチンを接種していても感染対策をして過ごす必要があることは言えます。

 このことからもPCR検査の数を増やして、陽性者を早期に発見し隔離することが、感染を収束させる近道です。

 日本共産党は国政でも市政でも無症状者も含めて検査できる体制の拡充に取り組んでいます。


~最近の感染情報~

 8月25日~9月3日の大阪府の発表によりますと、茨木市の感染状況は陽性者の少ない日で27人(8/30)、多い日で82人(9/1)その他の日が70人前後を推移している状況です。

 またこの間、医療機関、介護施設、児童施設2カ所でクラスターが発生しています。ただ、クラスター発表は感染者の疫学的調査の中で後づけで関連するところとして発表されているようなので、発表される時点ではすでに感染が拡がってしまっていると言わざるを得ません。

 感染力の強さも考えて、「同じ場所に長時間滞在しない」「買い物も短時間で済ませる」「距離をとって話をする」「帰宅後は手洗い・うがいを必ずする」など、一人ひとりができる対策を取ることも必要です。