9月市議会では、市立保育所の副食費と市立認定こども園の給食費と間食費が値上げされることが決まりました。
市立保育所の副食費用は
現行の4500円から4800円(2025年度)に
市立認定こども園の給食費は副食が
現行の113円/食から120円/食(2025年度)
間食費が
現行の112円/食から120円/食(2025年度)
に変更されます。
国の公定価格の改定に伴っての変更ですが、わざわざ「2025年度」と明記したのは、これまで条例に金額を明記して定めていたものが、今回の条例改正により公定価格が変更になれば自動的に保護者負担を変更する条例に改正されたからです。
日本共産党は「小学校給食は値上げせず、物価高騰分を市が負担している状況にあるので、就学前施設についても、物価高騰でくらしが大変な中一部負担するなどの措置を行うべき」と主張し、今後金額の改定が議会に知らされないまま自動的に行われる仕組みはチェック機能が果たせなくなると訴え、この議案には反対をしています。しかし賛成多数で可決されました。
民間施設でも公立施設にならって値上げすることが十分考えられます。
異次元の子育て支援と言いながら、子どもを育てるための費用がどんどん上がれば「生みたくても産めない」状況を作り出します。安心して子どもを産み育てられる支援をしっかり行う市政に変えることが必要です。ご一緒に力を合わせましょう。