この間人口比率でのPCR検査数が発表されています。
世界比較では日本はなんと159位?!世界と比べて検査体制が貧弱すぎることが明らかになりました。
さらにこのほど厚生労働省が発表した都道府県別の検査体制の状況では、大阪府は「1日の最大検査能力」で35位、さらに「検体採取状況」では42位となっています。ひどいのは「相談から検体採取までの目安となる日数」が最大で2日もかかることです。最大値を2日と長期にしている自治体は47都道府県のうち、10都道府県しかありません。こんな待ちの状況があるにも関わらず、「検査需要の見通し」を1日最大で2669件しか見込んでいません。茨木市だけでも28万人いるのに、これだけしか1日に検査できない状態で出される‘大阪モデル’って何だろう?と考えてしまいました。
PCR検査は、感染者の約7割しか陽性になりません。しかし感染力の有無は唾液などにウイルスが存在すれば正確につかめるといわれています。検査目的を防疫-感染拡大の抑止において検査を広げるべきです。
ただし、やみくもに検査を広げても解決は得られません。感染震源地を明確にして、そこを網羅的に検査することこそ緊急に求められています。
日本共産党は7月31日に行った市長申入れで、PCR検査の抜本的な拡充を求めました。みなさんの「検査してほしい」という声も積極的に市に届けてください。